御機嫌よう。

科学にヨワヨワなのに興味はあるお嬢様ですわよ!

興味があるのと得意になれるのって結構違いますわよね。

科学とかITとか、興味はあるのですがなかなか得意にはなれず……。

たぶん興味あることだけ見てるせいですわね。

アリエナイ理科の教科書とか、そういうのを実践しながら生きていきたい……。

そういえば今日(2022年3月13日19時38分)投稿された薬理凶室の動画で、催涙ガスの作り方を載せてましたが、現実でオカルト現象とか呪いとかを再現するとするとそういうのも必要なのかしら・・・?しませんけど。

自分にやる分には倫理的問題は大丈夫…?

顔が爛れた系の怖い話(お岩さんなど)の話をしていた際に、手が爛れ初めて呪われました的な……
後遺症とか考えても実践は躊躇われますわね。

というか毒物劇物取扱者の資格が必要ですわ。

 

Bigger Fish By Peter Turner

新学期初投稿となる記事ですので、結構レア?なもののレビュー書いていきますわ!

このサイトを読んでいる方なら大半の方がお世話になっているであろうPeterTurner様の作品集「Bigger Fish」ですわね。

200$で限定配布されていたもので、現状公式販売している場所はありませんの。

わたくしはeBayで購入いたしましたわ。

正規で買うにはPeterTurner様にメールするぐらいしかなさそうですわね。

 

2012年の作品であり、前文はBob Cassidy様と豪華ですの。

いわく2011年ごろまでPeterTurner様とBob Cassidy様に接点はなかったとか。

結構最近なんですわね。

 

内容としてはいくつかのメンタルマジックが紹介されており、どれも実用性と驚きがしっかりと組まれていますの。

たびたび日本語では難しい場面などがあれど、基本的にはどれも再現可能ですわね。

説明は丁寧で、実演の様子が会話形式で載っているため満足度が高いですわ。

 

レビュー

TATTLE TALE

カップルに5枚ずつのESPカードを渡し、見ずに一枚ひっくり返してもらう。

広げてひっくり返っているカードを見てみると、そのカードが一致している。

感想

奇麗ですわ。

トリック自体は素朴で簡易なのですが、ストーリーが素晴らしく良いマジックですわね。

演じるのにストレスがかからない割に現象はストレートに強いのが良いですの。

最近演じれるのか…?と思うマジックをよく読んでたのでなおさらよく感じますわね。

見た目はクリーンですし、違和感もなく演じられますの。

ESPカードを使ったことがない人でも十分お勧めできますの。
というかESPである必要はありませんわ。

ただそういう演出として使うのに良いお手本ですし、基本的なESPカードのトリックとは関係ない分より驚きが増すんじゃないのでしょうか…?

わたくし実はESPカードという概念が苦手で……、なんといいますか、明らか不思議な割に、若い年齢層にはサイキック能力的なイメージが薄いんですの。

超心理学とか、そういうのは好きではあるのですが、より心霊、妖怪に近いオカルトのほうが好みでして……

ただこのマジックは純粋に演出が奇麗ですし、やりやすいので気に入っていますわ。

何気に人前でESPマジックでしたことあるの、カード付属の基本ルーティンとこれ・・・?
MRItuningはタロットでやってますし……。

Oracle Systemかってから、付属のタロットカードでESPマジックを行っちゃう癖ががが……。

ちょうどよく五枚組のペアだし、仕掛けも似てるし……。

 

カップル前提で書かれていますが、カップルレス版の演技法も書かれており、エンディングパターンも三パターン書いてあるので致せりつくせりといった感じですわね。

最後にカードや封筒を持ち帰らせることもできますわね。

パーラーやクロースアップで行うのに最高ですの。

新歓でやろうかしら…。

封筒とビレットは日ごろから持ち歩いてますし、本腰入れて練習しなおしますわ!

 

Psy Symbol

好きなマークをフォースすることができます。

感想

ESPのフォース法ですわね。

マーク事に五種類書いてあり、基本的にはどの言語でも機能しますわ。

時々英語に頼っていますが、まぁ別にできなくもない気がしますの(がばがば)

フォースの実用性に関しては、うーん、まぁ特段高くもないですが、選ばれたらいいかなって感じですの。

波線とかはうまくいくかなと。

四角は改変できる気がしますわ。

というかクレジットにBanachek様のPsy series1があげられているので、そちらを持っていたら必要ないかも…?

わたくしもってないので比較ができませんわ。

もう一つのクレジットに載ってるマジックであるLuke Jermay様の「Judgement Day」は現在「Building Block」に入っており、こちらは読んでみましたが、結構内容は違いましたわね。

個人的にはPeterTurner様のほうがしっくりくるかなと思いましたの。

どちらも面白く必読なので、またレビューしたいなと思いますわ。

エキボックに関しても載っていますわね。

ESPなので失敗した場合のリカバリが容易ですし、エキボックに切り替えれると思えば実践でもうれしいですわ。

 

Sweet Forth of Mine

演者が一枚のESPを裏向きにおき、観客も一枚選んでおく。

表向けると一致している。

それを五回繰り返し、加えて順番があらかじめ予言されていることを示して終わる。

感想

上記のフォースを応用したものですわね。

イメージとしてはMRIチューニングの上位互換的な?感じですの。

ただ言語でのフォースを行っていますので、失敗する可能性は十分にあり得ますわ。

ESPカードであれば失敗しても相手が出したものを見ておけば、途中からでもJazz Mentalizm的なアウトに持っていけるはず…?

最後の予言は別に明らかにしなくて良いですし、アウトもあるなら思う存分フォースの練習ができますわね。

どうやらコツを掴むことにより成功率が上がるらしいですし(当たり前ではある)

もう一つくらいESPのマジックを覚えて、上記の二つと合わせてESP三種のルーティンをやりたいですわね。

 

関係ありませんが、タロットでフォース考えれば、Oracle Systemに付属されていたカードでこれできますわよね。(早速ESP嫌い癖発揮)

知ってるカードはありますか…?などの問いかけで愚者とかはできそうですが……。

他思いつきませんわね……。

早くも頓挫いたしましたの。

ちょっとめんどくさいですが、先にリーディングしつつ、カードの意味の説明としてフォースしたいもののイメージ付けを…?Fraser perkar様のフレーム的な思考をもっと込み入った感じで……。

五枚繰り返すにはめんどくさすぎるかしら・・・?

考える価値はありそうですわね。

 

THE BOOK OF THE FALLEN

自由に選ばれた観客が、本からすきに単語を選び、また別の観客も同じことを繰り返し、その二つの単語のうち一つをまた別の観客に選んでもらう。

完璧に自由選択となったものを当ててしまう。

感想

いいですわね。

ステージでブックテストをやるとなったらこれしますわ。

デュアルリアリティが好みの私は、こういうのを求めていますの。

ただパーラー、もしくはステージでないと厳しいですわね。

また、PeterTurner様の「Mentalism Masterclass 3 Dual Reality」にも載っていますので、別にこれ目的にBigger Fishを買う必要はありませんわ。

改めて思いますが、David Hoy様は偉大ですの。

ギミックも日常的なモノで違和感ないですし、演じるにあたって絶妙なドキドキ感が大好きですの。

結構いろいろなものに応用できるそうですし、ビザー絡めて作ってみたいのですが、これと言って思いつかない……。

その他のアイデアとして載せられていたものを使えば、うまく持っていきたい妖怪とかにフォースできる…?
観客に妖怪の知識があることが前提ですが。

 

TRUST YOUR INSTINCTS 2.0

観客が自由に風景とカードを思い浮かべる。

別の観客にデッキからカードを自由に裏向きに出してもらいます。

風景が映った写真の裏に、カードが予言されており、観客が出したカードもそのカードである。

感想

良いですわ。

似たものを見たことあるなぁと思ったら、The Experienceにあったものですわね。
同じPeterTurner様なんですから当たり前ですわ。

ちょくちょく似た構造の物を見る気がするのですが、まぁデュアルリアリティ的なフォースとしてはよくあるものですし、仕方ありませんわね。

ただこれは某方法を二回繰り返すことによって、引いた観客の当たりはずれを一度目で判定できるのが良いですわ。

一度目を失敗しても、まぁ現象は起こせなくないですし。

「Mentalism Masterclass 3 Dual Reality」に載っていたTrust Your Instinctsが原案なのだと思うのですが、原案では不足していた協力者の不思議感をうまく補ったなぁと思いますわね。

ステージが基本の演目ですの。
半ばデュアルリアリティの宿命ですわね……。

やればクロースアップでも……とは思いますが、色々と厳しいように思いますわね。

フォースのやり方とかを変えても面白そうですの。

 

Wish you were here

観客が思い浮かべた風景とともに、観客の過去についてリーディングを行っていく。

感想

風景当てに関しては上記の物と同じですわね。

リーディングに関してはのちに紹介するConfirmation principleを用いたものですの。

内容としてはアウトがある占い的な感じなのですが、Confirmation principleのおかげではたから見たらより正確に見えますし、そもそもの風景当ても行っているので、ステージでの占いではかなり良い出来なんじゃないかしら…?

風景当てとConfirmation principleで方向性の違うデュアルリアリティを二重掛けしている感じになっているの、かっこいいですわね。

また、すこし怖いながらも二重掛けを外し、不思議さをより上げる方法も紹介されていますわ。

これを行えば不思議さはより増しますし、占われている本人も多分気づきませんわね。

後者であれば電話やズームでもできなくないのが凄いところですわ。

完璧にプロップレスでできるのも魅力的ですの。

 

これ、思い浮かべた風景とやらをもっと別の物に、それこそオカルトチックな風景に持っていけば、相手が怖いと思う怖い話をその場で作りながら話していけませんかしら?

一番怖いところ(出てくる幽霊や、お化け)の外見をフォースできるようになれば最強な気がしますの。

というかやりようとしてはあるんですわよね。

ステレオタイプの怖い話を持っている人で、PhenomentalのThe Up Forth的な方法で持っていけば…?

お祭りっぽい方向で、和風と暗に規定して、、、と絞っていけばできますわねこれ。

あとは出現方法を工夫すれば、かなり不思議な交霊会ができるのでは…?

 

 

関係ない話ですが、こういうそれっぽい占いトークするときって何言ったらいいか困りますわよね。

数多くの先人が色々な方法論を残してくださってますが、なんだかしっくりこないような気がしまして……?

性格の問題かしら?

いや、たぶんそもそもの実践数が少なすぎるせいですわね。

とりあえず流行った小説やら曲の感情表現や苦悩の発露を一般生活でもありそうなぐらいに薄めて言ってみると、それっぽくなったりするのでよくやってますわ。

太宰治の「人間失格」とか、わたくしお嬢様にもかかわらず文学性においての教養が薄いので文学としての価値はわかりませんが、要は若者の悩みにぶっ刺さったうえでかっこよく書いてあるから今でも受けるんだろうなと思い、大学で適当言う時は参考にしてますの。

複数人の中にいる時に、小さなもどかしさなどを抑えてお茶らけてふるまい、後から自分を見返してしまう時などありませんか?みたいな感じですわ。

そんな悩みがない大学生など存在しませんの。

ついでにこれは人間失格より第一の手記あたりを薄めましたわ。

もしリーディングの最中言うセリフが全然出てこない人などは、身の回りの作品を参考にしてみると良いかもですの。

 

まとめ

長くなりますのでここでいったん切りますわね。

今まで散々長い記事書いてた割によく言うよといった感じなのですが、この記事も5000字越えですし……。

いらないことを書きすぎたせいですわね。

全体的に魅力的な作品が多いからか、なんかいっぱい思いついて書いてしまいますわ……。

レビュー書くために見返すと、買って読んだ時より多くの発見があるんですわよね。
伝えるために興味がなく読み飛ばしてたものも読み返しますし、正直今回のWish you were hereもあんだけ書いてながら、レビュー書くまで読み飛ばしてたりしましたわ……。

 

今のところ六つの作品?を紹介しただけでも、色々と思いついたり発想が刺激されてる当たり、確実に外れではありませんわね。

eBayで高値で落札した価値があるかは……まぁこの後レビューしていきますが、とりあえずわたくしは満足とだけ書いておきますの。

 

かなり自分の意見が多いレビューに付き合っていただきありがとうございます。

それでは御機嫌よう!