やぁどうもおはようございます月ノ風です。

寝落ちの民再び。休日であったことが救い

なんか、これが歳ってやつなのかな・・生きるの下手になってきてる気がするな・・ただ立ったり座ったりするのにもただ寝起きするのにも変化と適応が必要なんだって身をもって感じてる。

グリーンネックシステム 5/5

さてまぁ、今回がグリーンネックシステムラストですね。

レビュー

HOLD UP

バンクナイトとチェアテストを合わせた演技とのことです。
紙幣の入った封筒を当て、その封筒のありかを予言していたみたいな事ですね。

んー・・まぁ、そこそこのステージでやる前提であることと、客(舞台に上がって手伝ってる人たち)には見せないように予言を観客(席に座ってみてる人たち)に見せるという都合上、可能なら映写とかしたいですよね・・別にお金かけていいならパンフレット的なとこに仕込んでもいいんだろうけどさ、客席の裏に貼っておくとかでもいいし

どのみちカジュアルにやる演技ではないだろうなという感じがしますね。まぁ色違いの椅子が3つ必要という時点で準備が必要なんですけども

以前レビューした椅子の予言の奴。まぁ似てます。
ただまぁ、一応フォースする操作に関してはこっちのほうがスッキリしてます。大分やり易いし、観客もわかりやすい。
で、一応マルチなやつなのでそれぞれの見せ方が解説されてますけど、これもまぁえらいスタンダードなやり方やなって感じなので、演者的には分かりやすいです。覚える事はあるんですけどね、この状況ではこうするって

ただどうなんでしょ、個人的にはこれがそこまで不思議な演技なのだろうかという感じはするんですよね・・まぁ手順通り演じなければいい話なんですけど、使う空間や物のコスト(実際の人間を使って指示を出し動かしているという価値の重さ)の割には起こせる現象があまりドラマチックでないというか、別に客は望んでないというか

一応評価できるのが予言の文章を先に観客に見せるというとこですけど、なんとその文章を見せた後に演者が割と明確に予言の内容にある動きに介入します。
怪しさを軽減する工夫はありますけど、だからといって消しきれてないだろという感じはしますね・・ベストパターンだった場合完璧になるんですけどね。

そもそもなんですけど、予言の力って見たいですか・・?自分が観客だったとして、客が座る席や紙幣の在りかを予言する力を見たいですか・・?
わたしとしてはここに対するアプローチが無ければエンタメとしてどうなんだという感じがぬぐえないんですよね・・
だから予言の紙を先に見せるのは評価できるポイントって書いたんですけど(本当にその通りになるのかという期待を引き出せる)、その期待をひいたのであれば演者が介入してはダメだろうと
「予言」じゃないじゃんという感じです。

介入するなら介入したところでさしたる違いはないと思われる工夫を前段階でしておくべきです。今までのグリーンネックでは演者の取得できる情報を減らすという事で対策してた部分です。まぁサイコメトリーの演技が最近レビューした中では当てはまるか。あの演技で使った手法を導入すれば見た目にマシになるはずです。

とはいえ別に悪い演技かというとそうでもなくて、この手の演技をしたいというのであればどういう印象を客に持ってもらいたいのかを考えてそれに合わせてアレンジしてから演じれば結構いい物になるんじゃなかろうか

 

BLIND LOVE

3枚のダブルブランクを使い、恋人が同じカードにサインを書くという演技。
説明省いたけど、片方が表、片方が裏にサインをするとしてって事ですよ。多分伝わったとは思うんだけども。

いやもう、手順どうこうよりそもそも現象が好き(アニバーサリーワルツが好きな人)

ほーんなるほどな・・そういう使い方もできるかそうか・・って感じ

正直手順の中で気になるところはあります。まず事前準備が少し必要であるという事と、片方の客は確実に違和感持つよねそれって操作が一つあることです。
……今書いてて考えてみたけど、クリーンさを少し捨てることにはなりますけど準備なしで違和感少なくすることはできそうです。じゃあ問題ないじゃんという感じ。

まぁじつのところもうちょっと詰めねばならんなってとこはあるんですけどね・・
今回のグリーンネックシステム、全体に共通して言えることではあるんですが、演者が指示を出して客がその通り動く必要があります。わかりにくいところがあるといけないわけです。
特に演者は操作を見ていてはいけないので客が間違ったことをしていてもわからないという事になるので、極力誤解を排除しなければならない。
それでいくとこの演技、実はちょっとわかりにくいです。少なくとも子供に演じることはできないだろうなと思います。まぁ中学生とかならいけるだろうけども。

なので、伝え方の工夫は何かしらしたほうが良いです。逆に言えばそれくらいしか障害はないです。

個人的にこれ結構アリですね・・恋人相手に演じることがあるのか問題は付きまといますけど、結構好きです。
私個人の話ですけど、自作のアニバーサリーワルツが対個人用なので、二人の客に対して演じるのはこっちにするとかで対応の幅増やせそう

 

おわりに

2作品しかレビューしないしまとめを増やそうかなとか言ってたけど、もうすでに目標文字数超えてるわ・・
いやぁ、ちょっとした期間になったけどグリーンネックシステム、個人的にはそこそこに良いって感じでした。

まぁ万人にお勧めとはいかないんですけど、即席で演じられるちょっとしたメンタルマジックが欲しいという方は良いんじゃないでしょうか。
ただ、基本的には客に演者の指示通り動いてもらう必要があることと、手軽にできる分指示内容の逆算をされると不思議さが死ぬという点に注意して演技を行う必要はあります。
マジックだとそこをスライトでどうにかしたりできますけど、これはシンプルに手順で起きる不思議なので、逆算にとても弱いです。

そのため、紹介されてる手順のいくつかに演者負担が増えるアレンジもあったりしました。まぁ自分でそこら辺を拾い上げて工夫するんだという方には面白い資料になるかもしれない。

そのまま演じるなら宴会で面白い遊びを紹介するくらいの立ち位置の手順になっちゃうので気を付けてねって感じ。

で、まぁ、私に関して言えば、前回の即席のやつと今回のブラインドラブ、これが特に考えるベースに良さそうだなって感じがしました。
他にもちょくちょく面白そうなものがありました、動物のやつとかね。そういうのをまた読み返す時間を作ったほうが良いなって気はしますね・・
正直メンタルのマジックってあんまりやらないので読んで楽しむくらいかなと思ってたんですけど、手順を一つは増やせそうな気がします。良き。

 

さて・・次回未だに悩むんですけど、これどうなんですか?フリー・ウィルとか買ってみたほうが良い・・?似てそう・・?
ちょっと一回雑記を挟んでみるかもしれない。というか手順一つ考えるための時間を雑記回という事で設けようかな・・(完全に私用)
まぁ振り返りというか、検索でたどり着いたときにパッと情報知りたいんだよなって人のためのまとめ回みたいなんはあったほうが良いよなとは思うしなぁ

しかしこう、どうやら似てはないやろと言われたV2とかも挟んでいくならそこそこ長く見積もることになるなこの即興メンタルトリック学ぼう資料リレー(?)
V2(持ってない)・UNVEIL・トロージャンホース・フリーウィル(持ってない)・トータリーフリーウィル(持ってない)

トータリー買う場合は普通のフリーウィルなくてもいんかなぁ・・どういう欠陥から解消を狙って発展させたのかの流れを知りたいだけなんだけども・・

まぁ・・一応あり得そうなのが次回雑記でその次がV2かフリーウィル系か・・どっちもかわずに手持ちのをやるか・・どうしようかなぁ

ではではまた次回