レビュー:Prime Cut and Phone

やぁどうもおはようございます月ノ風です。

 

なんか急に暑くなってきましたね・・最近暑さに茹だってますどうも
クーラーがないと生きられない環境になってきてない?地球大丈夫?

最近のマイブームはゼリーを凍らせて食べることです。グミも冷やすとおいしい
そう、コロロあるでしょグミの
あれ凍らせたらアイスの実みたいなことになるんじゃね?っておもったんですけど、まぁ凍りませんでしたね。冷たくて柔らかいグミになりました。それはそれでおいしい

Prime Cut and Phone

客が思い浮かべたカードを客自身が当てるというマジックと電話先の客が選んだカードを当てるというマジックの二本立て

いつ頃買ったやつだったか・・でもまぁ割と好みの現象だろうということで買ってるはず

レビュー

まぁまず客が当てるマジックから
バリエーションが複数あるというような商品説明ですが、バリエーション・・?という感じ
客がコールしたカードによって操作が変わりますとかなにやら言葉で誘導を試みてる風(英語なので分からない)とかそういう話なので、手順としてなんも変わってないやんって感じです。それはバリエーションと呼ぶのか・・?

で、そう、商品説明にはショートカードやラフは使わずメモライズドのような特殊技能も使わないって書いてましたが、まぁ、ショートやラフ以外は使いますというそういうよくあるアレ

仕込がまぁまぁ面倒です。あとカードへの細工もうっすらあるので、ほぼこのマジック専用デックになります。(とはいえやろうと思えばレギュラーとして使えるし、なんなら仕掛けを活用する手順を作ってもいい)(ただし客に見せたくない部分がある)
まぁ専用デックとして使わなければリセットが面倒だろうなと思うので、もう専用にしてしまったほうが良いと思う。

 

このマジックの仕込みはマジシャンがカードの位置を把握するために行われます。そのために色々と工夫が凝らされてるわけですが、まぁ、ぶっちゃけメモライズドでええやんって思います。
というのも、実際の演技に用いる動作自体は仕込みがあるからこそという物ではないんですよ。じゃあカードの位置大体わかれば同じことやんという

なんならこのプライムカットの手順は位置を出すためにちょっぴり計算が要ります。いうて大したことないのでそこまでの負担じゃないんですけど
あと、細工にちょっとした道具(?)が要ります。

それならもうネモニカなりなんなりでええやんけって
覚える気などないわ!!っていう人でもなければ覚えたほうがストレス少ないと思う。わざわざつくるのめんどいし(めんどくさがり)

 

あとまぁ、客にあてさせるのも要はフォースの手法の一つということなんですけど、これは比較的イージーかつシンプルで良いんじゃなかろうか
ただ、客への指示があるのがどうだろうなぁという感じ。どういうマジックとして演じたいのかとかキャラクターによってくるところだと思う。

で、次の電話越しに行うマジック

指示を出していき、客に操作をさせて、いくつかのカードを読み上げてもらい、その中から当てるという物です。
まぁ、読み上げてもらうというのがポイントですね、明らかだね。

これはまぁ、先に言ってしまうとちょっと実際にこのまま演じるのはきつい
構造的に弱いので逆算が容易であることと、客がリフルシャッフルをしてくれないとできないという弱さがあります。
どちらも割と致命的

構造の弱さですけど、まぁ複雑な指示ができない中では工夫したほうじゃないかと思いますが、それでも結局要所の印象が残りやすくそれ以外の要素が少ないので、逆算を阻止できてない。
タネが少しマジック寄りであるなというだけで、見破る気でいれば一般の人でも逆算どころか演技の最中に気づきそう。

あとリフルシャッフルはもうそのままの意味ですね、電話先でリフルシャッフルしてくださいとはよう言えんし、リフルされてるかの確認も音が聞こえたらいいけど聞こえんかったらギャンブルです。まぁまぁ怖い

ただ、タネ自体は少し面白いんですよね、これだけきついわーって書いといてなんですけど、どうにかもうちょい工夫できないかなって気持ちがあります。
電話越しでカード当てたろっていうコンセプト自体は良いと思うんですよ。相手が持ってるトランプでできるし、52枚揃ってなくてもできる(とはいえ少なすぎるとNG)
仕込みなしでいきなり始められる手軽さは良き

ただ、構造が弱い
逆に言えばそこがどうにかなればなって事なので、どうにかできんかな・・って感じ

ポジティブにみれば、指示の少なさはマジックの形をとるための数で言えばおそらく最少レベルです。その点では作者への評価ができる。

 

おわりに

なんかあんま良くない印象が目立ってますけど、メモライズドはいや!!って人がカードの位置を把握するための工夫としてこういうのあるよって例だったり、電話越しでカード当てようとしたらこういうアプローチがあるよっていう例だったり

そういうサンプルとして見るっていうのであれば割と良いんじゃないかと思うので、個人的にはそんな悪い印象ないです。意欲作という感じがするし、そういうコンセプトならまぁそうなるかって感じなので、比較的いい出来なんじゃないかとすら思う。
まぁ、紹介されたマジックがそのままでレパートリーになるかと言われたらならないんですけど()
そう作りたくて作ったんなら良いと思うってだけで、実際にそれが実用的に良いかというとそうでもないって感じの・・

プライムカットの方はネモニカで小ネタ的にならやるかもしれない。連続でフォースするみたいな感じの扱いになっちゃうけど
電話の方はまぁ・・機会があれば考えてみよう・・多分リフルシャッフルでめっちゃ躓くけども・・
このタネでいくなら確かにリフルはしたいんだよなぁ・・

 

さて、次回も予定はないのでなんかしらみることでしょう。そのうちなんかの雑記書くかもしれないけども
ではではまた次回

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