ご機嫌よう!

お嬢様マジシャンですわよ。

 

課題とか、卒論とか、胃が痛い出来事に追われつつ、どんどん実演の機会が減っていってる毎日ですわね。

ストリートに立つ前に後34個レポートやりますのよ(2022/01/18 19:22:56現在)
追記:書き始めて十日たってたんですわね……

提出物もストレスも溜まってると、発散に物欲が酷くなりますの。

前にバイト先首になってから収入源が安定してない癖に馬鹿みたいにマジック買い漁って、金欠が悪化…

もうサークル財務ATMの暗証番号を当てるしか…それか他人の携帯で購入するか……

 

 

冒頭から反省

と、言うわけで今回は、色々なピンコード当てマジックを比較紹介致しますわ!

最近、というかここ数年で、PIN  Code?四桁の数字を当てる関連のマジックがいっぱい出てますわよね。

私も去年の春頃にメンタル沼はまる前から、2つほどPIN Code当てを嗜んでおりましたの。

一時期、新○景史さま?の影響か、メルカリにいっぱいコピー商品が出ていた時期がありましたわよね。

今思うとブラックですわね……

マジックを買うに当たって、明らかコピー商品だったりする物は避けているのですが、マジック買い始めた頃、正直見分けがつかずにメルカリで買ってたものががが、、、
気付き次第正規品を買い直していますわ。

あれですわね。海外のマジックショップはコピー屋さんがいっぱいありますのね。

明らか安いとわかりやすいですけど、そこそこの値段で出てると見分けつきませんの。。。

コピー屋さんは絶対ギミックを販売しないので、最近はそれで見分けてますわ。

メルカリで出てるIphone関連マジックも大体コピー商品なんですけども、あれは見分けやすいですわね。

既存のタネを自作と偽り、解説動画を自分で撮影した上で、「この動画の著作権は私に所属する」と強弁していたところもありましたけど、いつの間にかメルカリからは撤退していましたわ。

タネ自体に著作権が認められないのであれば、確かにその行為はグレーなのかもしれませんけども、うーん、、、

 

追記

書いてたらいっぱい出てきましたわ。

最初十数個ぐらい書く予定だったのですが、気づいたら五十個書いてましたの。

合計金額計算したくありませんわ。泣きそう。
ノリと勢いで買いまくったり、まとめて購入できるフェア的なのでいっぱい買ったのもあるのでまだましとしても多い……。

 

 

当て方の分類について

気を取り直して、紹介してまいりますのよ。

今回は比較しての紹介ですので、ひとつずつの細かい説明は別の記事に回しますわ。

 

さて、ピンコード当てと申しましても、ATMの暗証番号限定だったり、携帯限定だったり、どちらでもいけたり、ビレット必要だったり、観客が当てたり、色々致しますの。

今回はそれらをざっくりと

・機械的な原理に頼るもの
・言語のみ(プロップレス)で行えるもの
・小道具(プロップ)ありで当てるもの

の3つに分類して、個人の好みで使いやすさや思ったことを書き連ねますわ。

 

 

 

・機械的な原理に頼るもの

主にiPhoneの電卓やら、ロック機能を応用するものですわね。
Androidユーザーなのでもっぱら観客がiPhoneでないと出来ないのですけども、最近九割九部の人類がiPhoneなので特に困ってはいませんわ。

 

1、Unlock by Morgan Strebler

初めて買ったPin code当てですわね。
知り合いもストリートでこれやってましたし、個人的に知名度高いのはこれかなって思ってますわ。
初めてみたから刷り込み起こってるだけかもしれませんわね。
ついでにメルカリでコピーが出回ってるのもこれですわ。

ピンコードを当てる演技、ピンコードを打ち込みロックを実際開ける演技、指紋認証で開ける演技の三種類がありますわね。

コツがあれど、一度やり方を覚えてしまえば、いざというときに使えますので便利ですわね。

大体のiPhoneで機能しますわ。

6桁対応ですわね。

 

2、PHANTOM by Ben Allen

やけに出てくる名前が豪華でしたわね。
PeterTurner様や、Michael Murray様などがおすすめしてますわ。

中身としてはUnlockと似た形式ですが、よりサトルティが聞いてる感じですわね。

できることはUnlockと同じですわ。
動画がない分Unlockより理解しにくい部分もあるかもしれませんが、画像がついてるので十分だと思いますわ。

両方買えば解決ですわね。

6桁対応ですわ。

3、The Experience By Peter Turnerより、Pin Code Explanation

PeterTurner様によるPin Code当てですわね。

The Experienceの中で最も再現しやすいトリックで、気づかなければなるほど確かにと思いますわね。

ただ、人によってはできない人もいますの。
また、少し違和感を抱かれるところもありますわね。
一対一ではやりにくいのも問題ですわね。

次で紹介するMichae Murray様の技術と組み合わせるとより不思議になりますわね。

6桁対応ですわ。

 

4、A Piece Of My Mind by Michael Murrayより、Cal-Ender

面白い原理ですわね。

色々と応用が利きそうですし、iPhoneなら簡単にできますの。

これ自体は原理なので、魅せ方は別途考えたほうがいいですわね。

6桁に対応していますわ。

 

5、A Piece Of My Mind by Michael Murrayより、Daylight Robbery

すごいですわね……。

いや、思い付きはしますけど、あきらめるであろう手順をよくここまで昇華を……。

やってて楽しいですわね。
なんていいますか、ある種理想のメンタリズムですわ。

時に不都合な時もありますが、基本的には問題ございませんの。

6桁は難しいですわね。

 

6、777: An Aficionado’s Collection of Close-Up Mentalism by RedDevil (RW Cosley)よりLife Lock

上記で紹介した「Cal-Ender」を使ったものですわね。

LifeNumber的な概念の数字当ては数秘術ついでによく使うので好きですわね。

たぶん別に乗ってるファーストキスの歳を使ったナンバーフォースでも四桁の数字を当てる演技はできますが、Pin Codeとして扱ってはいないのでここでは省きますわ。

6桁でも行けますかしら・・・?

7、E4SY by Olivier Boes

賢いなぁと思いましたわ。

観客が当てるタイプのデュアル・リアリティをうまく使った作品ですわね。
Olivier Boes様は発想が大好きですわ。

ただ、やはり言い回しの世界なので、うまくいかなかったらどうするんだろうとは思いますわ。

後で話し合わされると弱いので、やるとしたら少しばかり言い回しを考えて、ステージで行う感じですわね。

6桁でも可能ですが、4桁のが無難ですし、自分のを開けてもらうので4桁に調節しておいてください。

 

8、ATM DIVINATION BY ART VANDERLAY

ATMの暗証番号を当てることに特化したマジックですわね。

Art Vanderlay様は物理的な解決の発想力がぶっ飛んでて、読んでて楽しいですわね。
ただ作品が高い!!!!!

この作品は単品で安めなので、ちょっと友達をビビらせたいときにおすすめですわよ。

ATMがいりますわ。都合のいい彼氏とかではなく、物理のほうの。

 

9、Calculated Risk +by Michael Murray

上で紹介した「Cal-Ender」の応用編って感じですわね。
ただこちらはレベルアップしており、二人分のPin Codeを一気に当てられますわ。

結構不思議ですが、一つ疑われやすい懸念事項があるように思うのは私の考えすぎでしょうか…?
ただそれを差し引いても十分不思議ですわ。

やりやすさのバランスと兼ねあっても、なんだかんだこれを一番使ってますわね。

なぜかわたくし「A piece of my mind」より先にこちらを読んでしまい、Michael Murray様のことをしばらく、Pin Codeあての人だと思ってましたの。

今見返すと画像も丁寧で、難易度もほかのものと比べて特段高くないので、物理解決で確実にを狙いたいのであればおすすめですわね。

10、Code Breaker by Michael Murray and Gregory Wilson

買っておきながら見てませんでしたわね。

超実践版「Cal-Ender」といった感じですわ。

個人的には「Calculated Risk +by Michael Murray」のほうが好みですけども、実践性を考えればこちらのほうが良いのかもしれませんわね。

動画でストリート実演を見れるので、ストリートでピンコード当てやる方にはお勧めですわ。

たぶん海外でピンコード当ての王道と言えばこれなんじゃないかなと思いますの。

6桁にも対応していますわ。

 

11、Passcode by Adrian Lacroix

これもこの記事書こうと思って、積み動画を見ましたわ。

おぉ……となりましたわね。

Zoom越しでもできる、ピンコード当て&観客に当てさせるものですわ。

ごりっごりの機械&数理トリックなのですが、設定は簡単ですしやってて楽しいですわね。
数理のほうは見慣れたものですが、機械のほうはここまでよく考えたなと感心しましたの。

細分化すれば、ストリートで観客に当てさせる演技にも応用できそうですわ。

コロナ禍に困るメンタリスト必見ですわね。

 

12、Digitalism by Demon

うーん……。

可能性は感じますわ。
やればハマるということもわかりますの。

ただ、これはあまりにも直接的と言いますか、もっと魅せ方について言及してほしかったと……。

結構バレそうな気がしますの。

関係ないですが、Bigger Fish?に載っていた機械原理の改良版で四桁ピークをこのレクチャー見ながら思いつきましたの。
どこかで発表したいですわね。
Digitalismの原理よりは不思議感あるはず…?
追記:どうもわたくしの思いついたモノ、アンドロイド専用機能っぽいですわ。

 

13、Checksum by Mark Lemon

電卓を使った数理的なあれですが、少し込み入ってますわね。

その分普通の数理トリックを知ってる人でも引っかかるんじゃないかなって思いますわ。

一応アンドロイドも可能になってますの。
トリックとして優れてるとは思うのですが、わたくしとしてはもっと簡易に当てれるものが好きですわね。

覚えるの苦手…。(メンタル系不向き)

 

14、Code Break by Joel Dickinson

結構面白いですわね。

かなり気軽に、ピンコードを当てさせる演出ですわ。

本当に、なにより楽なんですの。
理論上一つのナンバーフォース覚えてたらできますわ。

値段の割に結構な実用性なので、ちょっとした小ネタにおすすめですわね。

ある一点を気にしなければ、値段も相まって最高ですの。

六桁でもまぁ、可能ですわ。

 

機械的な原理に頼るものまとめ

え、、、わたくしここだけでも散財しすぎじゃありませんこと…?(関係ない)
そりゃバイトに副業やってもたまらないわけだ得た瞬間使ってるから……。

機械的な原理に頼るものは、状況がそろえば確実ですが、相手の携帯の不備などによっては行え場合があるのが厳しいですわね。
Pin Code当てます、と言ってから相手がアンドロイド出してきて積むとか、笑えませんの。
あとバキバキiPhone、指切りそうになりますの。

ただ、誰でも持っているもので、日常に近い不思議を引き起こせるので、いざという時には便利ですわね。

上の中で2~3個持っておけば、最悪自分は裸でもマジックできますので、おすすめですわ。

 

お嬢様セレクトのおすすめで言えば

1、Calculated Risk +by Michael Murray
2、PHANTOM by Ben Allen (参考としてUnlockも併せて買うのがおすすめですわ)
3、A Piece Of My Mind by Michael Murray

番外編、1、ATM DIVINATION BY ART VANDERLAY
2、Passcode by Adrian Lacroix
3、Code Break by Joel Dickinson

といった感じですわね。

A Piece Of My Mind by Michael Murrayに関しては、Pin Codeとか関係なく必読ですわよ。

噂ですが、PeterTurner様がローマで行ったレクチャーのメモにあるPin Code当てが、Unlockの原案?になっているっぽいですわね。
未チェック、というか正規で買えそうにないので、買える場所があったら是非教えてくださいまし。

違法サイトは大量に出てきましたわ。

気軽に演じることなどを視野に入れれば、Code Breakerなんかもおすすめですわね。
Passcodeも原理をストリートで応用すれば楽しそうですが、すこし怖い面もありますので注意が必要ですわ。

お嬢様セレクトは実用性から書いてますの。
番外編は、純粋な当て方とは違うものの、好きなので推したい物を書いてますわ。

・言語のみ(プロップレス)で行えるもの

プロップレスメンタリズムですわね。
これができれば一番早いのですけども、なんだかんだ制限が多すぎるので……。

ついでにお嬢様はそこまでプロップレスにはこだわりませんわ。
不思議なら何でも使うべきですわよ。

観客に計算させるの苦手っていうのもありますわね。

 

1、Oculus by Fraser Parker

最近邦訳されていたあれですわね。

厳密には誕生日当てなのですが、まぁ4桁ですし……。

Fraser parker様とPeterTurner様の2作品が乗っており、どちらも4桁の数字を当てるものとなっていますわね。
PeterTurner様の作品のほうは、暗証番号を観客に当てさせる演出となっていますわね。
PeterTurner様作品買いあさっている人なら、見たことあると思いますわ。

Life Number演出は、占いとかそういうのは合いますが、Pin Code当てというのには若干離れる気もしますが、一案として覚えておくのはおすすめですわ。

4桁のみですわね。

詳しくは月の風様がレビューしてらっしゃるのでそちらを!!

2、Sherlocked By Thaddius Barker

力技ですわね……。

確かにプロップレスだとこうなるな、とは思いますの。

名刺に書く演出をしていますが、無くてもできるのでプロップレス扱いにしましたわ。

正直、やる気力は出ませんわね。
そりゃそうだけども……ってかんじですの。

4桁のみですわ。

 

3、Our Mysteries by Al Baker & etc より THE FINGER KNOWS—AND TELLS

数字を1つずつ当てるものですわね。

4桁全部には難しいと思いますが、なんていうか、これを使う人が結構いるので……(実際使ってるのかは謎ですが)

お嬢様では無理でしたの……。

 

4、Air Writer - By Dekel and Krause

空気が読めればできますわよ(物理)

実際やってみたところ、なんとも、できなくはないけども多少怖かったですわね。

基本ひとつずつ当てるものなのですが、連続でもできなくはないです。
バレやすさは上がる気もします。

 

5、Digit by Bill Dekel

できるのか…?

友人に読ませてもらったものなので正直しっかり覚えてないのですが、読んだ時の感想は「できるの…?」で、実際やったとの感想も「できるの…?」でしたわ。

なんていいますの、たぶんなれたら精度が上がりますわね。

人によっては全然わからないのではないかしら…

できるようになったところで……感が強いので、保留されますわね。

1桁ずつですが、連続で可能です。縛りはありますわ。

 

6、Real Time by Peter TurnerよりMissing・in・action

本当に賢いなぁと思いますわ……。

数理トリックって結構忌避しがちなんですけども、これは比較的楽で不思議なことができますわね。

私誕生日がこのマジックに都合が良い日なので、テーブルホッピングとかあれば使っていきたいですわ。

観客に電卓使ってもらう必要はありますが、まぁプロップレスと言ってもいいかしら・・・?

観客にPin当てさせる演出で、6桁も行けますわね。

 

7、I Fall To Pieces by Fraser Parker

逆ピンコード当てですわね。

メンタル系齧ってる人であれば大体知ってるであろう原理を使ってますわ。
原案は日本語で少しやりにくいですが、こちらはやりにくさが減ってますわね。

悪名高いFraser perkar様ですが、他のプロップレスと比較したら、まだなんかマシな気がしてきましたの。

根本となるナンバーフォースは、思ったよりばれない部類のものとはなっていますが、人によっては疑いを覚えられかねませんわ。
他のナンバーフォースを組み合わせていけば、より不思議に短縮されますわ。わたくしはそうしてますの。

なんだかんだ言ってますが、わたくしプロップレスピンコード当てであれば、上のPeterTurner様の物の次に多くやってるやつですわね。

4桁想定ですわね。

 

8、The Pin Project By Luke Turner

うーん……。

なんか、なんか……。

単体の理論としては良いのですが、ピンコード当てとして四回繰り返すのはなんだかなぁと思ってしまいますわね。

あと余談が多すぎますわ。もっと簡潔に書いてほしい……。

方向としては面白いので、何かしら工夫してやってみたいなぁとは思いますが、そのままで実演はまぁしませんわね。
生放送でピンコード当てして、芸人から「メモに書かずに今思いついたピンコードを当ててほしい」と無茶ぶり振られたときにやる感じですわね。

というかこれ理論上最悪の場合、何ら不思議ではなくなるのでは……。

もっと、質問の回数を減らす工夫とか……欲しかったですわ……。

四桁想定ですわね。

 

9、Bigger Fish2 by Peter Turnerよりbillet less pin phone code guess

超がんばる数字当てって感じですわね。

良く演出で見るあの技術を使うのですが、わたくしにはどうしてもできませんわ……

ただ、それはおいておいても考え方やもろもろはとても参考になりましたわ。

eBayで高額落札したので、できる限り使い倒してやりたいと思ってますの。

六桁も……めっちゃ頑張れば…?

 

10、NiNE by Luca Volpe & Alex Le  Fanuより、De-Code

数理トリックと言えばこれっていうのを忘れていましたわ。

上記でも何回か使われるトリックと、某有名原理を組み合わせた感じの物ですわ。
レビューってどこまで書いたらタネわれるのかわからない分怖いですが、これはわかっても関係なく見せ方が良いので、普通にお勧めですわね。

多少冗長であることは否めませんの。

観客の携帯を当てるアンロックコードを用いるという発想は結構好きですわね。

ただ、ステージ向けですわ。

四桁想定ですわね。

詳しい解説は過去に月の風様がレビューなさってますので、そちらをご確認くださいませ!

 

11、NiNE by Luca Volpe & Alex Le  Fanuより、En-Code

こちらも数理トリックですわね。

数字のフォースというか、どれが選ばれたかわかるタイプの物を用いて、観客に当てさせる演技ですわ。
マジシャンは計算過程を見ないようにできるのが、不思議さを際立ててる感じがしますわね。

やはり冗長ではありますが、できれば結構不思議な現象ですわね。

こちらはクロースアップでも可能ですわ。間を持たせられる話術次第では。

四桁想定ですわね。

こちらも月の風様がレビューなさっておいでですのでそちらを参照していただけますと幸いですの。

 

12、The book of Angels by Fraser perkarより、Spectator as Mind Reader (Reverse) Pin

同著で紹介されている原理と、某有名原理を合わせて行う逆ピン当てですわね。

I Fall To Piecesのほうが堅実ですの。
一桁目を当てる原理だけ自分の物にしたって感じですわね。

悪名高いFraser perkar様ですが、やっぱり……的な雰囲気はありますわ。
妙にできそうな気がする分たちが悪いですわよね。

裸でピン当てやれって言われたらこれにしますわ。

四桁想定ですわ。

 

13、I miss Charlotte by Kassim Beydoun & Ali Foroutan

かなり好きですわね。

英語前提で考えられてますが、うまくやれば日本語でもできるんですわよね。
色々と考えなくてはなりませんが、うまくやればプロップレスの単語当てとしてはかなり良いところまで行けると思いますの。

ピンコード当てに応用する時も、日本語ですがローマ字に分解してもらえば可能ですし、色々と想像が掻き立てられますわね。

個人的好みかワクワクが強いですわね。

Bob principleにも使えそうな構造になるのも良いですわ。

6桁でもたぶんできますわ!

 

14、Mavoch by Ori Ascher

これを忘れてましたわ!!!!!!!

私が知る中で一番、現実性とロマンを兼ね備えて、なお演出指導も(ある程度)良いと思えるピンコード当てマジックですの。

その場で考えてもらうタイプのピンコード当てで、工程は正直多いし覚えることも多いですが、これでもかってぐらい色んな原理をうまく応用させてますわね。

正直ピンコード当てしなくとも色んな原理を見るのに使えますの。

プロップレスでピンコード当てを、よくもここまで突き詰めたなと感動しますわ。
実際やってみても、当てる工程のおかげで読み取っている感が出て、よくある「数字は当てれるがすんなりしすぎてタネを勘繰られる」がないですわね。

正直プロップレスにこだわりがない分あまり擦ってませんが、プロップレスのピンコード当てを演技に入れる際にはこれにしたいなって感じですわね。

四桁想定ですが、六桁当てる際にも参考になりますわ!!

15、Bigger Fish2 by Peter TurnerよりLife equation pin guess

某数理原理を使ったPinコード当てですわね。

某って言ってますが、名前でバレますわ。

Oculusのほうでも軽く触れられていたのですが、こちらはもう少し色々細かく語られていますわね。
というかこっちのが先ですわね。

便利ですし、マジシャンでなければ知ってる人も少ないですが、逆算できなくもないので気を付けて使っていきたいですわね。

四桁以上は……ちょっと……

 

16、Jhana by Watkins より、The Flutter of Black Wings

本当にうまいなぁ・・・と感心しましたわ。

プロップレスの四桁の当て方はかくあるべし、と感動しましたわね。
また、万能ながら使いどころに困る某原理の解決法としても最高ですわ。

厳密にはピンコードではないのですが、まぁ準ずるものですわね。

ただ、知ってる人も多いことですので、うまく雰囲気作りなどをする上、疑われたときにほかの解決法ができるようにしておきたいですわ。
某有名原理を、Watkins様の原理を応用しつつ併用させれば乗り切れますわね。

 

 

言語のみ(プロップレス)で行えるもののまとめ

こういったらなんですけども、プロップレスって微妙ですわよね……。

どれもなんか、質問攻めだったり超絶技術だったりで、プロップをうまく隠すほうが実用的では…?ってなってしまいますの。

できるだけ道具を減らすのは素晴らしい試みですが、そのために不自然になっては元も子もないのですわ。

まぁただ最近は芸人に無茶ぶりとかされるそうですし、一つぐらい覚えておけば窮地もしのげるかもしれませんわ。

 

お嬢様セレクトでのおすすめとしては

1、Real Time by Peter TurnerよりMissing・in・action
2、Mavoch by Ori Ascher
3、NiNE by Luca Volpe & Alex Le  Fanu

番外編 1、Jhana by Watkins より、The Flutter of Black Wings
2、I miss Charlotte by Kassim Beydoun & Ali Foroutan
3、Bigger Fish2 by Peter Turnerよりbillet less pin phone code guess

といった感じですわね。

OculusやPin projectも目を通しておけば、いざという時に使えますわね。
比較的応用効きますし。何か新たな現象作るにしても使えそうですわね。

Bigger Fishに関しては、要素を細分化して頑張る感じのものなので、正直ほかの当て方を当てはめるのも可能ではありますわ。
数字のフォースとかのアイデア集としても使えますわね。

PIN Projectに関しては可能性を信じてですわね。

他の物に関しては習得までに結構時間がかかるor人間業ではないだったりするので、気軽にお勧めできませんの。

 

こちらも番外編は、すこし変わった当て方なものの、好きなので紹介したいもの順で書きましたわ。
お嬢様セレクトは実用性メインで、後半は計算以外の原理を使って変わったものになっていますの。

 

・小道具(プロップ)ありで当てるもの

大体ビレットワークですわね。
何かあったら最悪ピークすればいいので、ビレットワーク最高ですわ。

ただ魅せ方気を付けないと、どっかでのぞき見したんだろ感が出ますの。
頑張りますわ。

 

正直情報何でも読めるのでピンコード当てに応用できるものも多いですが、今回は原案でピンコードあてが紹介されてるモノのみにしましたわ。

 

1、Goats Grimoire by Jose Pragerより3386

過去に紹介したことがありますわね。

Luke Jermay様との合作で、古典的なトリックをうまく使ってるモノですわ。

当たり前の話ですけども、「観客にピンコードを当てさせる演出」と「演者がピンコードを当てる演出」は、現象の裏で行われる原理としては同じなのですわ。
改めてそれを意識させられたマジックでしたわね。

一番気軽にできますわ。

六桁も工夫すれば…?

2、Goats Grimoire by Jose PragerよりBlankBank

こちらも過去に紹介してますわ。

ピークシステムの作り方、といった感じですわね。
かなり直接的すぎる気がするのですが、日本で売ってるものとイメージが違うのかしら・・・?

厳密にはピンコード当てとしての紹介ではないのですが、まぁ似たものですし応用もできますわ。

六桁も行けますわ。

3、Separation Anxiety by Watkins

大好きですわ。

正直難易度高いですし、言葉選びも慎重にしなくてはいけませんの。
かなり慣れないことには実演までは持ち込みにくいですわね。

ですが学ぶことも多いですし、絶妙なバランスで華麗に組み立てられているものを見ると、こう、興奮いたしませんこと?わたくしはしましたわ。

「観客の思考を盗んだのであれば、盗まれた観客にはその思考は残っていないはずだ」という考えがかっこよすぎましたわね。
言われたら当たり前ですけども、思い付きませんもの。
ましてや解決法なんて、ですわね。

繰り返しますが、マジックとしては絶妙なバランスに立ちすぎてるようにも感じますが、そのうえでも惹かれる作品ですわね。

単品でも売っていますが、買えそうであれば「Positive/Negative」をぜひ読んでみてほしいですわ。

基本は四桁ですわね……。

 

4、TVSD by José Prager

詐欺じゃありませんこと????????????

いや確かに、文意としてはそれが正しいのですが、勘違いさせるような商品説明欄を作りやがって……。
いや紹介動画見た時点で勘づいていましたわよ。勘づいていましたけれども。

まとめ買いの中に入っていたものなのでそこまで怒りはありませんが……。

「3386」と「Jhana by Watkins」に出てきた原理を使ってますわ。

 

悔しいぐらいに簡単で、持っていき方も奇麗なのがなおさら腹立ちますわね。

小ネタとしてよくやりますわ。

 

5、The Book of Passwords by Jose Prager

面白かったですわ。

Jose Prager様、似た原理とか使い倒すので、現象読んだだけで何となくわかるのですが、その通りでしたの。
でもまぁ、演じ方が最近の流行りにハマってたので好きですわね。

なんでこうなったかもなんとなくわかりましたし、これを土台に別のパターンも考えやすいですわ。
このマジックをピンコード当てと言うのは方々から怒られそうですの。
ただそう書いてるし……。

日本の規格だとやりにくいものも多いですわ。

 

6、Praecantrix by Lewis Le Valより、The Reader

ピークのやり方と演出ですわね。

マジックというより、占い、それもパーラー規模の占いに使える感じの物ですわ。

奇麗で、少し不思議を演出するには良いですわね。
好きですがやる機会がないですわ。

ピンコード当てもいいよ、程度に書かれているだけで、星座当てをメインに解説されてましたわ。

六桁でも行けますわね。

7、Billet Jazz by José Prager より、Colb unlock

すごい単純ですわね。

それだけにやりやすいですし、素朴な不思議さがありますわ。

この手のマジックだとありがちな解決法ではないため、マジシャン相手にも使えるかも・・・?

Billet Jazz自体が多くのビレットワークを載せており、ビレットワークに必要な要素も多く取り扱っているので、メンタル系でビレットをよく使う人にはお勧めですわ!

Timon Krauseがこの本をレビュー欄でめっちゃ褒めてましたの。

六桁でも行けますわ。

8、A Piece Of My Mind by Michael Murrayより、ATM

あ~、やっぱりMichael Murray様は発想がすごいですわね。

確かにPINコードは当たりますわ。

日本語では、、、って節はありますが、一回はやってみたいタイプのマジックですわね。

クスってなりますわ。

 

9、Timothy Krass LIVE ACT (Penguin LIVE)

効果的なプレショーとピークの話ですわね。

たぶんこの動画で使われているものですわ。
厳密には違うけどまぁ解説されてるモノの応用でできるはず・・・?

THE FINGER KNOWS—AND TELLSを知っているだけに、より一層びっくりしましたわね。

怖さも少ない、良い手順ですわね。
プレショーかくあるべしって感じの。

六桁でも可能ですわ。

10、ROULETTE by Christopher Rawlinsより、P.I.

ルーク・ジャーメイ様の某原理を用いたピンコード当てですわね。

いやもうほんとに、ルーク・ジャーメイ様の某原理が大好きすぎまして、わたくしがメンタル沼に落ちたのも某ホイ原理なんですけども、やっぱり最高ですわね。

でもこれ別にピンコードである必要はないのですわ。
説明にピンコードが用いられていたから一応説明しましたの。

六桁でも行けますわ。

 

11、アウフヘーベン by Kenより、VAK-Unlock

かなりストレートなプレショーのピンコード当てですわね。

特段目新しさは感じませんわ。
ただ、言い回しは違和感を感じさせませんし、日本語で解説してる本としてはこれのみなので、込み入ったメンタル系に興味があれど英語がアレルギーな方にはお勧めですわ。

六桁でも可能ですわ。

 

12、Bigger Fish2 by Peter TurnerよりMy update on seven keys to the baldpate

かなり気軽な小ネタですわ。

Goats Grimoireでも原理は紹介されていましたわね。
やってみたいけど、保管の仕方が少し気になりますの。

かなりフランクに演じられるので、携帯マジックにつなげるのが良いですわね。
いや、携帯マジックする場合はピンコード当てを先にしないほうがいいのか…?

ある意味このマジックはメンタルマジックで王道の現象なのですが、わたくしはあまり好まないのでそこまで知らないのですわよね。
よって、その現象の中では良いほうなのか悪いほうなのか判断できませんの。悪しからず。

六桁でも可能ですわ。

 

小道具(プロップ)ありで当てるものまとめ

プロップありで良いのなら、かなり何でもありになってきますわね。

でも正直これが一番安定している気がしますわ……。
見せ方さえクリアしたら、一番失敗が少ないですし。

ビレットワークなんかは他の物にも応用が利きますし、ピンコード関係なく覚えるのは良いと思いますわ。

いつかプレショーが必要なステージとかに定期的に立てるようになりたいですわね……。

 

お嬢様セレクトとしては

1、Separation Anxiety by Watkins
2、Goats Grimoire by Jose Pragerより3386
3、Timothy Krass LIVE ACT

番外編 1、Bigger Fish2 by Peter TurnerよりMy update on seven keys to the baldpate
2、A Piece Of My Mind by Michael Murrayより、ATM

当たり前ですが、プレショーするだけ!!ビレットをピークするだけ!!っていう基本のレクチャーは出てきませんわね。
みんな何かしらアレンジを加えてますわ。
プレショーに関してはアウフヘーベンが一番無難…?ですが、下記で紹介しているThe Gift: the 14th step to mentalism のほうが参考になりますわね。
基礎を知りたい方は、やっぱり13ステップとかをお勧めしますの。

 

やり方は人の演じ方などによりますが、多く知っておいたほうが良いですわよ。
E-Mentalism様にある、商品まとめて買えるやつを買えば、安上がりでいっぱい買えますわ。

 

 

番外編(関連技術の話)

三つって書きながら、四つ目ですわね。

厳密にはピンコード当てではないですが、近しいし応用できるものを書きましたわ。

1、Phishing by Drew Backenstoss

フィッシングってこういうのを言うのかしら。

マジックの紹介に「ノー・フィッシング」ってよくありますけど、実際フィッシングを用いたマジックに触れたことがなくてよくわかってませんの。

ピンコード当てではなく、パスワード当てですわね。
日本語でもやりようがあると思いますわ。

 

2、Untangle By Seamus Maguire

アンドロイドのパターンロック解除の本ですわね。

かなり努力して当てる感じの当て方ですわ。
ハッキングで言えばブルートフォースアタック的な。

そこまで言わずとも、完璧に見抜けるタイプの物ではないですわね。

覚えておいて、出来そうならやってみる程度で良いと思いますわ。

 

3、The Gift: the 14th step to mentalism by PAUL BROOKより、Plifered PIN

プレショーですわね。

専門書なだけに、なるほどこれならいけるなって思わせるプレショーになっていますわ。

ただ肝心のピンコード当てについては載っていませんの。
上記で紹介したどれかを使うべきですわ。

ピンコード当て、当てるのが楽でも見せるほうは大変なので、こういうのは助かりますわね。

 

4、Glemme by Patrick G. Redford、より Locks

記憶喪失し、また思い出す関連のマジックが乗っている本ですわね。

2章目がLocksという名前なのですけども、ダイヤル式のカギのピンコードを忘れさせたり、思い出させたりしますの。

記憶喪失プロットにはまっていた時に読みましたが、色々面白いものが乗っていて好きでしたわ。

ピンコード当てとはいいがたいですが、まぁ似たものなので取り上げましたの。

 

5、Springboard by Michael Murray

メンタル系洋書で数字を当てたりフォースするときには、必ずと言っていいほど出てくる原理ですわね。
特にプロップレスもの。

多くのピンコード当て系洋書に出てきたので一応紹介しておきますわ。

日本語ではやりにくいですが、なぜかピンコード当てで紹介されるときは不思議さを生贄に言語の問題が消失していますわ。

読んでおくと、メンタル洋書で躓く要因が減りますわ。

 

6、The book of Angels by Fraser perkarより、 Mental Peek Single-Digit Number

Fraser perkar様によるプロップレスで一つの数字をピークする方法ですわね。

絶妙な怪しさと言いますか、何とも実演しにくさっていうのがFraser perkar様感あって好きですわ。
豪胆というか、そう上手くいくのだろうか…?当ててからやっぱりと逆算されかねませんかしら…?

こう、プロップレスの原理ってどんどん先鋭的になってまいりますわよね。
難しいですわ……。

 

7、The Cracker by Paul Brook

無料配布されていますわね。

南京錠のロックを観客によって開けさせるもので、三桁のフォースですわね。
やり方考えれば、普通のピンコード当てにも応用できますわね。

二段階の驚きを与えるようにもできますが、別に二段階にする必要を感じないんですわ。

 

8、Dopamine by Nico Heinrichより、Single Digit Divination

一桁の推測ですわね。

王道な感じのプロップレス数字当てを感じますわ。

Nico heinrich様の本、気になってるのですがこれ以外全然読めてないんですわよね……。
買うサイトを固めがちな問題が……

 

9、ROULETTE by Christopher Rawlinsより、Credit Guard

クレカの番号予測ですわ。

四桁の数字を当てるってだけでここに紹介しましたが、一応全数字ピークできますし、結構原理としては面白いなと思うものでしたわね。
面白いけどそこまで使いませんし、ちょっと怖いですわ。

クレカとか、ピンコードに関連あるものから当てる系は理由付けが容易なので、覚えておいて損がないと思いますわ。

 

10、Bob principle by Peter Turner

なんでも当てれますわね。

万能原理ですわ。もうこれ別にピンコードじゃなくても全然いいですわ。PeterTurner様万歳!!!!!

ただ、どこで解説してるのかいまいちわからないのですわ……。
わたくしはBigger Fish2とThe Experienceにてみましたの。

Sherlockedの解説にもあったのですが、たぶんあれは別の原理なのですわ。
アウフヘーベンにも載ってましたの。

使いどころさえしっかりさせれば無敵の万能技なので、ぜひ皆さんと言いたいですけど広まりたくないですわね……。

 

11、Jhana by Watkins より、Divine Moment of Truth

説明の中に出てくるナンバーフォースがおすすめですわね。

有名なフォースなのですが、ほんの小さなサトルティが追加されており、より不思議さを増しますわ。
1:1でなければ通用するので、このフォースをする際には使っていこうと思いますの。

Jhanaは知り合いに読ませてもらったものなのですが、色々と示唆に富む内容でしたので、おすすめですわよ!

 

12、Jhana by Watkins より、Severance

ビレットワークの方法の話ですわね。

センターティアの正当性を作り、「断ち切る」という構図をうまく使った演出の解説ですの。
説明にピンコードが出てきたから一応紹介しましたわ。

Separation Anxiety で使われた原理ですわね。

 

13、ダリアン・ヴォルフの奇妙な冒険 by フロリアン・ズィヴァリン 岡田浩之【訳】より、昨晩のショーの前にアンタが何をしていたか知ってるぜ

プレショーについての説明が乗っていますわ。

ピンコード当てについても書かれていたので、一応紹介いたしますの。

というか関係なく良書すぎるのでぜひ皆さま読んでくださいまし。
今まで読んだマジック本の中で、一番楽しめた自信がありますわ。

翻訳していただきありがとうございます……orz

 

番外編(関連技術の話)まとめ

ピンコード当て、と言いますか、数字を当てたりフォースしたり技術の話ですわね。

これらに関してはおすすめも何もないですが、Bob principleとかspringboardに関しては、知っとかないとメンタル洋書を読む際に読み進めにくいレベルですので、必ず押さえておくべきですわ。
カードマジックで言う、ティルトとかそんな感じですの。言い過ぎた気もしますわ。

本当ならセンターティアやら、アンネマンの数理原理関連も触れていくべきなのですが、これ以上増やしても……。

文字数的には3つぐらいに分けても十分な感じの長さになってる気がする……。

また今度、メンタル初心者向けの記事とか書けましたらその時に。
わたくしも初心者であるので大きなこと言えませんが……。

 

まとめ

わたくし買いすぎじゃありませんこと?どこから金出てますの?

というか世の中にPincode当て多すぎませんかしら?
ここに紹介した以外にもまだまだあると思うとすごいですわよね。

わたくしはピンコード当てを結構いろんなところで演じてるのですが、いっぱい買ってるうえで演じてるものはなんだかんだ少ないですわね。
全種二つずつぐらい持っておけば十分すぎますわ。

インプレッションデバイスあればすべて解決……()

 

 

というわけで長らくお付き合いいただき誠にありがとうございますわ。

なかなかこういう記事ないので、何かの参考になればうれしいですわね。

それでは御機嫌よう。