やぁどうもおはようございます月ノ風です。

 

睡眠環境が格段に良くなりました。コンパクトなキャンプ等につかうようなマットレスを購入し、敷パッドや夏用掛布団も導入しました。
すごい、寝起き体が痛くないし横向きに寝ても腰骨が床に当たらない

布団で寝るという事をおそらく中学生くらいの頃からしてこなかったのでちょっとした革命ですよ。なんならマットレスで寝るというのは外出した時くらいでほぼ経験がない(ひきこもり)

ということで、このごろは寝るのがちょっと楽しい。すぐ慣れるんだろうけども
なんなら今床で寝ろと言われても出来はするだろうけど寝返りいたそうって思いますね。10年以上続けた物が数日で塗り替えられておる。

 

BRAVURA2巻3/3

はい、ということでやってまいりました2巻の最終回。インタビュー等は無視する方向性

レビュー

ELECTRIC CHAIRS

私の思うこのショーで最も難しく面白い手順です。
この手順が難しいというのは、ほぼすべてが演者スキルで解決されるからです。種はすごく簡単です。正直初見の頃はそんなんマジックちゃうやんってくらいに思ってました。それくらいのシンプルな解決方法ですけど、実際にそれができる人が少ないだろうなと思います。
解説にありますけど、タイミングや状況も大事で、そういったものの見極めや構築も含めて演者のスキルが重要です。

現象としては、観客からしたら信じがたいものです。舞台に上がった客が突拍子もなく椅子から跳ね上がったり逆に椅子から立ち上がれなくなったり背もたれに置いた手が離れなくなったり
一応言及しておきますけど催眠ではないです。観客が目にするものとしては催眠的な現象ですけども

この手順は難しいです。猿真似ならだれでもできますけど、舞台に上がった客も観客も楽しませるエンタメにするならとても難しい。
ただ、その分これができるようになったらなぁっていう憧れ的な手順でもあります。今の自分が演じるには足りないものが多すぎる・・

個人的には、このショーの中で最も学ぶことが多い手順だと思ってるので、これからブラビューラ買うんだって人はこの手順を楽しみにしてもいいと思います。
この手順と、後述する手順、この2つはこのショー全体が必要な手順です。ショーの構成が大事なんだって感じ取れる手順です。

 

EGG,LEMON&WALNUT

これが今回のショーのトリネタですね。最初の方に借りて破いた紙幣の片割れが、レモンの中の卵の中にあった胡桃の中から出てきます。
すり替えを一切せずに実現しています。当時ポールさんは貧乏ですり替えるための紙幣も用意できなかったんだとか
私もワレット買わずにワレットの現象やろうとして作った手順があるので、やはりそういう制限って大事だよなぁとほんのり

この手順は下準備が大変なんですけど、手の込んだ不思議さは演出できると思います。なんだろう、入れ子人形のような畳みかけ方で途中も不思議なはずなのに軽く扱われてるあたりにまだ先があるんすか的な惹きつけ方をされる。
同じ流れに乗ってるってのも大事ですよ、違う種類の不思議をぽんぽんやっても雑多なだけですよ。

で、特筆すべきはこの手順がショーの前半から始まっていたという事です。
要はショーの中に1つの流れを仕込んであったって事です。
漫才とかでもありますけど、2つの流れが同時進行するような構成。まぁ紙幣に関しては明確なものではなく疑問として残しておいたってものなので、伏線が近いかもしれない。明らかに用意したものだけども。

おわりに

別に解説はなかったんですけど、拍手を受け取るという事に関して客に話してた部分。これも似た話で、意図的に仕込まれていたもののはずです。
私も将来ショーを作ることがあればぜひこの手の時間を用意したい。とてもよい。

以前サンタさんのショーを観たときも思ったんですけど、やはりショーの中に他の流れを用意しておくと楽しみが増えるんで良いんですよね。
それがトリネタにつながるのでもいいしちょっとした小ネタくらいに挟まれるのでもいいし、なんせ飽きを軽減させられたり驚きを増やせたりする。
この感覚を1手順に入れられないだろうか・・短時間だと煩雑だろうか・・いうてライチさんのニトイチに近い物を感じるんだよな・・

ちょっと考えてみるのもありかもしれない。

 

はい、では次は3巻
3巻からってどんな内容なんだっけ・・マジックのトリックとかは触れないんだっけ・・
ちょっとレビューの仕方に困るようになるかもしれない。方向性迷子になるかもしれないのでご容赦を

ではではまた次回