数年前から買おう買おうと思って先延ばしにしていたRick Merrillのレクチャーをついに入手しました。ダウンロードコンテンツで安くなっているのが決め手。

気になる方はこちら→ Champ by Rick Merrill (外部リンク)

Champ by Rick Merrill

ペンの消失と出現、ペンとコインのトランスポジションについてのレクチャーです。

SHARPIE (VANISH/PRODUCTION)

Sharpieを消したり出したりする現象。

Rick Merrill並にスムーズにできないとキレイに消えたように見えないかもしれません。一部両手を改めていますが、そこがアイディアとして最も大きいところだと思います。それ以外はスティック状のものを扱う際によく使われる技法で解決しています。

COIN AND SHARPIE TRANSPOSITION

最初の消失出現現象にコインを足した現象。

使うオブジェクトが増えることで難易度が上がるわけでもないので、実際にやるならこちらのほうが気楽かもしれません。情報量が増えているため、粗が目立ちにくいと思われます。

TROUBLESHOOTING TIPS

名前の通りトラブルシューティングについて。

光の当たり具合によっては、ペンの影が見えて軌道が分かってしまうので気をつけましょうって話でした。

PEN SPIN, COIN ROLL

所謂「ペン回し」と「コインロール」のやり方についてです。これをレクチャーする必要があるのかはちょっと疑問ですが、尺的に短すぎたので足したのかもしれません。オープニング・エンディングとこれを含めても全部で26:44しか無いですし、尺稼ぎの可能性は充分に考えられます(゚∀゚)

メリット・デメリット

メリット

日用品であること。

Rick MerrillはSharpieとモルガンダラーを使っていますし、その2つが日用品であるかは微妙なところですが、一定の条件をクリアしていればどんなペンとコインでもできます。私はアイキャッチに写っているLAMYのL405 という3色ボールペンで練習しています。

本人は使い勝手の関係で、Sharpieに若干の加工を加えています。これについては一般家庭でも数分あれば出来るレベルなので特に問題になりません。

普段から使っているモノ(日用品)で現象を起こせるのはポイントが高いですね!

人によっては大してメリットとは感じないかもしれない部分として、Rick Merrillが左利きってのも個人的にポイントが高いです。左利きの人の映像は鏡写しになるので、対面の映像でも真似しやすいってメリットがあります。逆に肩越しの映像がわかりにくいのでどっちもどっちですが…

デメリット

  • 角度マジック
  • 服装制限(緩い)

この2点がやや微妙と言えば微妙です。

角度が非常に厳しいのは一部の消失現象だけで、他はそこまで角度に弱くありません。ただ、クロースアップにはあまり向かいない印象があります。近距離でやるにも観客が全員正面にいないと成立しないので、飲み会や食事の合間というシチュエーションには適していません。要はステージ向きの現象です。

服装については、持ってない人はできません。大体の人は持ってますが、適したものを持っているかは別です。私の場合はサイズがちょっと合わないので新しく買うか悩みどころです。

難易度はリアル・コインマジックよりは難しく、スリーブレス・スリービングと同程度かやや難しいくらいな印象です。デメリットに入れるほどではないくらい?

とりあえず、やる機会がほぼ無いにもかかわらず練習はしています!