やぁどうもおはようございます月ノ風です。

マジックのことを考えるだけじゃなくて練習もしないといけないなぁと感じた私です。
こうやって色んなDVDみたり考えたりすると、手に負えない物が多いというか、結局自分が自分のマジックとしてできるものって極少数しかなくて
深さで幅を見せるような運用ができるようにならないといかんなと思ったり

まぁ、ブレスドポーカー結局なんも考えてねぇわって話なんですけど()

私がマジック考えるとき、まず「こういうの欲しいな」から始まるんですけど、こういうの欲しいってのばかり溜まっていく・・なにもできやしない・・
これでもメンタル要素捨ててるんやぞ・・欲張っていったらひどいことになるね

 

エニグマ

はい、今回はエニグマというロープマジック(?)のレビュー
別に暗号関係ないと思うんだけど何でこの名前なんだろう・・聞き取れてないだけでなんか言ってるのかもしれない

ロープのレビュー書くの初めてじゃない・・?知らないもんロープ
タバリのやつもってるけどみてないし・・

なのでまぁ、これが一般的なのかあんまないのか分からないんですけど、まぁメーカー買いしたようなとこもあるからある種の信用でのレビュー
ちなみにですけどメーカー(?)はEMC

レビュー

マジックの現象としては貫通トリックですね
3種類のロープを用意して、それらが指を貫通するところをみせていく多段構成マジックです。

指の貫通という規模感なのでロープも靴紐みたいなサイズです。

で、白と赤のロープとチェーンでやってますけど、ぶっちゃけそれはどれでもいいですイヤフォンのコードとかでもいい
昨今ワイヤレス化進んでると思うのであんまりないかもしれませんけど、まぁ一部なら人のを借りての即興もできるって感じですかね。ちょっと引っ張るのであんまよくないと思うけど

 

中指か薬指の指定された指にだけ好きな紐をかけて、指先と手の平の間(紐の逃げ道)を客の指でふさいで貰った状態で、指定されなかったほうに紐が移動する。これが1段目

移動ではなく抜き取ることもできますよってのが2段目

指に結び付けても結び目がある状態のまま移動させることが出来るってのが3段目

使っていなかった2種類の紐を使ってそれぞれ違う指にかけておき、引っ張ると互いの場所が入れ替わるよってのが4段目

あらためて2種類の紐(おそらく赤と白が見栄え的にいい)を使い、その紐を結んで輪にして貰った状態でも場所が入れ替わるしその輪同士が繋がってしまうというのがラスト

 

これらに使うトリックというかタネはほぼ一つです。気にするポイントが少し違ったりするけども
即興マジックとしては優秀だと思います。

ただこう、マジックとして強いかというと微妙・・評価に困るところある
物理的におかしい現象なのでちゃんと設定ができてその設定を理解してくれる客であればちゃんと機能します。
ふんわり理解の人には演技で持っていくこともまぁできるでしょう

ただ、いかんせん規模が小さい・・迫力に欠ける感じ
手軽にコンパクトに行うという方向性なら中々いいですけど、色んな手法が選べる場でわざわざこれをやる理由がこれといってないという感じ

紐を使うマジックと一緒にやるとかですかね・・

 

あと、似た手法を使って規模が小さくて5段ある時点でお察しだと思いますけど、正直やや退屈です。
流れとしてもあまり強い結びつきはないので気に入ったとこだけ抜き出して自分のレパートリーにいれるのがよさげ

悪くないし無難に良いけど衝撃的なマジックでもない感じ。ほんとに無難に良い。
こういうのは上手く使ってやれば化ける感じがしますね・・

 

おわりに

いやぁ、なんか微妙な感じで書いてますけど、個人的には当たり枠に入ります。
タネがほぼ一つというのは回数重ねるほどに辛いですけど、単発でやるだけなら手軽かつそれなりのインパクトになるので・・特に5段目の奴だけやるなら割といいマジックになるはず
正直5回も刻まれると変化量が少なくて冗長なんですよね・・不可能性のアピールにもあんまならんし

5段ではなく5種類のバリエーションと捉えたほうがいい感じがします。それならもう少し評価上がる気がする。
構成の問題じゃなくなるし

 

さて、なんか最近時間過ぎるのあるあるになってきてる、いかん感じがする

また2週間ほど割といそがしめなのであんま重たいものは見れないだろうけど、まぁなんかしらみます。
ではではまた次回