ごきげんよう、華金Aliceです。

今回も特に話題がなかったのでTHE MENTALISTのお話を。

説明がうまく出来ていないところがあると思うので、気になった方は是非ドラマを見ながら記事を読んでみてください。

s1e4 紅の涙

今回も「あなたが噂に聞くサイキックね。」と言われ「サイキックなんてものは存在しない」と話すジェーン。

結構な頻度で似たようなことを言われている印象があります。

被害者を探すため、被害者の部屋を調べていると家具の下に挟まった紙を見つけます。被害者が揉めた時に散乱したと思われる紙の中の一枚で、事件があってから家具が動いた。もしかして隠し部屋ではないのか?という推理を披露。誰も気づかなかった事なので、やはりここでも観察力の高さが見て取れます。

早速隠し部屋の鍵の暗証番号を解明しようと試みます。被害者の部屋を見渡すと船が描かれた絵があり、そこに番号が。その番号を入力して難なく鍵を開けていました。

(船のイラストを見つけた時にジェーンが口ずさんでいた曲はSpanish Ladies スペインの女たち/スペインの淑女という曲です。イギリスの伝統的な船乗りの歌で、17世紀前半にはもう作られていたとか。)

同僚との会話から「女性を口説くのなんて簡単」と言うジェーン。以下モテたい方は参考までに。

「愛と優しさ。愛と優しさを見せれば相手を口説き落とせる。優しくされて嫌な人はしない。」

ロックオンした女性のもとに向かうと、本当に綺麗だと相手を褒めてから、相手の困っている事を言い当て相談に乗るというジェーン。しかしその場は葬儀の場で、亡くなった人の奥さんに向かってこの一連の流れを行っているので、その場にそぐわず失礼な人だという印象を同時に与えています。

第一印象が悪いほうが、その後好感度が上昇し惚れさせやすいと聞いたことがあるのでそういうテクニックの一種かもしれません。

 

事件に関係するダイヤモンドを渡せと自分に銃を向ける女性にむかって、ジェーンはダイヤと思わしきものをちらつかせ、それがダイヤだと確信するように話を進めます。

女性は銃と携帯電話を持っていて両手が塞がっています。

ジェーンはまずダイヤを手渡し、女性は持ちきれないので携帯電話をジェーンに手渡します。その次にペットボトルを渡して銃を預かります。

見事に銃と証拠品となる携帯電話を手に入れたわけです。はたから見ていると冗談に見えるこの交換は本当に使えるのでしょうか…?

s1e5 アカスギの森

犯人を捜すために、関係者全員を集めて両手を頭の上まで高く上げさせます。そして「被害者を殺し、拉致した人は右手を下げて。」と言い周りを見渡します。今回は誰にも反応が出なかったようで失敗に終わりましたが、実際にそういう心理テスト(?)があるのでしょうか。

被害者の女性の一人はショックで精神的に弱くなっているため入院していて、犯人からのコンタクトがあるといけないので警官が見張りとしてついています。しかしジェーンはその女性を連れ出そうと試みます。

監視中の男性に話しかけ、男性が被っているキャップを「それいいね、見せて。」と言って受け取ります。しばらく見た後、「すぐ戻る」と言い残し、キャップを持ったままその場を後にしてしまします。警官は後を追いかけますが、警官をうまく巻いたジェーンは言葉通りすぐに戻ってきて、あらかじめ着替えさせておいた女性を連れ出します。

事件の証拠品として管理されているものの中から、MP3プレイヤーをとって勝手に音楽を聴いていたジェーンですが、リズボンに「戻して。」と言われ、耳からイヤホンを外しMP3プレイヤーに巻き付けると、証拠品がまとめられた袋の中にしまうフリをします。リズボンからしまった事が見えるけれど少し離れた位置で、袋の口を開けると、MP3プレイヤーをポケットに入れ、何も持たず袋に手を入れて音だけならし、袋の口を再び閉じ、入れたことを証明するよるようにその場から袋を掲げてリズボンに見せていました。実は何も入れていない事に気付かず、疑いもしなかったリズボンはまんまと騙されてしまったようです。

今回の個人的な見どころは、初めてジェーンの奥さんと娘さんの姿が出てくる所です。

妻と娘を思い出し、動きが止まってぼんやりしてしまうなどといった、ジェーンの弱さを垣間見ることが出来ます。

隙がなさそうな人が、実はとても弱い部分があるというの、とても良いですよね…。

あえて相手に自分の弱いところを見せて親身になるというテクニックもあると聞きますし、それも関係して視聴者がジェーンの虜になるんだろうなと思います。