最近ここのブログで海外ドラマTHE MENTALISTの感想を書いている人がいます。疑問に思ったことをこちらに投げられていたのでそれについての超適当な解説をします(゚∀゚)

 

サイモン・ベイカー (出演), ロビン・タニー (出演)

 

episode 1 レッド・ジョンの影

 

 

既に気になるところが一つ。この時ジェーンはあらかじめティーカップを2つ用意していて、声をかけてきた女性の分のお茶を既に作っていました。最初から声をかけるつもりだったのでしょうか?はたまた来るのを分かっていたんでしょうか?

 

 

 

誰かに見咎められた時のために備えていたのだと思われます。 相手の分も入れれば何となく有耶無耶になりますし、話すきっかけになるので一石二鳥です。 上手く行った時のメリットが大きく、失敗したとしてもデメリットが少ない場合、とりあえず備えておくのがマジシャン/メンタリスト的なのではないでしょうか。 これ以降ジェーンは至る所でお茶を勝手に入れて飲んでいるので、私としては単に本人が飲みたくて、何か言われた時の口実説を推したい所です。

 

 

 

お茶を勧め、椅子に座るとすぐに始まる読心術(?)。霊能者だと言われていますが…そもそもなぜ読心術をすると霊能者だと言われるのでしょう? 私の中の霊能者のイメージは、いわゆる霊界や幽霊といったものと交信したり肉眼で見ることが出来る人なのですが…。海外と日本では、霊能者の意味が違うのでしょうか。

 

 

 

ここで使われているのは英語ではPsychic、超自然現象を起こす人全般を指す言葉です。 この言葉には超能力者や霊能者も含まれるため、読心術をしたり霊界と交信する人はそう呼ばれます。

 

 

 

場面は飛んで最後の15分あたりですが、ジェーンが「マジシャンに美人の助手が必要なのは、助手に意識を集中させてタネを隠すため」という話をしています。きっとそうなんだろうと思いますが、本当なんですかね…?ただ単に好み!と言いそうです。

 

 

 

恐らく本当です。そして好みってのも間違いなくあります。

 

 

 

本当にジェーンのようにすいすいとポケットから物を盗めるのでしょうか?

 

 

 

ピックポケットと呼ばれる技術があります。 本人の訓練と相手の注意力次第ですが、状況によっては不可能ではありません。 (チャッピーブラジルの『ウォッチ・スチール』に腕時計のスリ方等が解説されています)

チャッピー・ブラジル, チャールズ・バック
 

 

 

 

episode 2 赤毛と銀色のテープ

 

 

保安官とじゃんけんを始めると負けなし。何故じゃんけんで勝ち続けているのだろうか…。J氏もじゃんけんが強いので、ぜひコツを聞いておきたいところです。

 

 

 

海外のメンタリストのプロモーションでじゃんけんをやっているのをよく見かけますが、実際にどうやっているかは不明です。 私が強いのはHUNTERXHUNTERで解説されていた方法をやっているからですね!(゚∀゚) もっと言うと、連続でやる場合、相手の癖が分かるってのもあります。特定のパターンで手を出す人がいますし、連続でやると思考力が鈍り、その人固有の癖がより顕著になってきます。 ただ…初対面の人相手に初回から勝ち続けるのはかなり難しいとも思っているので、フィクションと取るか、パトリック・ジェーン凄い!と取るかは観る人次第です。

 

 

 

被害者の友人である女性の取り調べを見ていると、その人が催眠術にかかりやすいと見抜くジェーン。何故なのでしょう…?

 

 

 

催眠術を掛け慣れてくると、何となくですが掛かりやすい人が分かります。 不安症な人や、警戒心が高い人は比較的掛かりやすい傾向がありますし、会話や態度等のリアクションを観察することで掛かりやすいかどうかある程度わかりますが、実際に掛けてみないと本当に掛かるのか分からないのが実情です。 (催眠に掛かりやすいのと、催眠時の反応が出やすいってのはまた別で、そのへんの説明はすると長いので省略!)

 

 

 

それから、今回のヴァンペルトの服が気になります。緑色で半袖、肩と腕は覆われていますが、胸元が大きく開いています。すごいデザインしてませんか…?

 

 

 

ヴァンペルトって肩幅広いですよね!(ぇ)

 

 

episode 3 赤潮

 

 

ヴァンペルトの左手首を持ち胸より高く上げさせ、右手は降ろさせひじを軽く触っています。「頭の中で教えるんだ。前か後か左か右か。」と言いながら、じっと目を見てダンスをするようにゆらゆらと動いています。もちろん見事に場所を当ててみせるのですが、納得いかなかったチョウがなぜ当たったのかを聞いても、「どうやったか教えたら、悪の軍団にみんな殺されてしまう。」と冗談で流し、結局やり方などの解説はありませんでした。

 

 

 

これはメンタリストを名乗る人であれば一度は練習したことがあるはずですね。 マッスル・リーディングよ呼ばれるもので、たまに日本語だと読筋術と言われます。 記録では、メンタリストと被験者(?)がお互いに長い針金の両端を持ってやったというのがあります。 ちなみに、私はこれ苦手です/(^o^)\

 

 

 

その後、実際には催眠術をかけていない。そういうふりをした。という話がジェーン本人からあるのですが、かからなかったのはセリフの問題でしょうか?

 

 

 

その後の展開をみるに、最初から催眠術を掛ける気が無かったのでは? ただ、人によってはその雰囲気だけで掛かってしまう人もいるため、フリでも意図せずに掛かってしまうこともあります。 そういう意味では、あまり上手い方法では無かったと思いますが、やることにデメリットが無いので、取り敢えずやってみたという可能性があります。 一応、海外の大学機関で行われる催眠術の実験で、ブラインドテストとして、被験者に催眠術を掛けるふりをすることもあるそうですが、上と同じ理由でそこまで良い方法では無...ry

 

 

とまぁ、適当解説をしてみました。

 

思ったより質問内容が少ないのですが、この後話が進むに連れてよりツッコミどころ疑問が浮かぶポイントが増えると思います。現にエピソード4〜5の感想が既にある程度書かれていますが、今回のエピソード3までに比べ文章量がかなり増えていますしね…

 

THE MENTALISTはよく作り込まれていますし、メンタリズムあるあるネタがよく出てきます。(メンタリストが実際に監修して、役者にかなり細かい指示がされているというソース不明の情報もあります)

 

しかも、あるあるネタをやる割にそれについての解説は特に無いので、人によっては少しモヤモヤするかも知れません。

THE MENTALISTの適当解説。その2

THE MENTALISTの適当解説。その3

THE MENTALISTの適当解説。その4(シーズン1終了まで)