15話までの感想が出ているので、そこまで一気に書いてしまおうと思います。

今後は5話ずつで書いていく予定なので、20話までの感想が出てから次の適当解説をすることになります(予定は未定)。

なお、相変わらず適当な解説なので真実味はなんとも言えません。ゆるい考察ということで、ゆるくお楽しみください。

THE MENTALIST Season 1の適当解説

エピソード11 レッド・ジョンの友人

この回は特に疑問や質問がなかったので、飛ばします…

感想にあるように、コ○ンの話みたいであまり疑問点を感じるような構成ではなかったですね。

せいぜい、電話の音からそこまで推測できるのか?ってくらいですが、音声からかなりの情報を得られる話はよく聞くので、フィクションの登場人物であるパトリック・ジェーンなら軽くやってのけてもおかしくありません。

エピソード12 レッド・ラム〜殺人

 

地面に針金が落ちていて、ジェーンは「これでピッキングできるよ。ほんの5秒で。」と言います。ピッキングってそんなに早く出来るものなんでしょうか?

 
 

慣れた人であれば、古いタイプのシリンダー錠の解錠には30秒も掛からないそうですが、流石に針金で5秒は少し無理があるような気がします。

パトリック・ジェーンのピッキング能力の高さを誇張したような感じがしますね…

もしかすると、ウォード錠のようなタイプの鍵だったのかも知れません。

 
 

ジェーンが、参考人として連れてこられた男の子の脈拍を測りながら目を合わせて質問をしています。嘘か本当かを脈拍と視線で見ているんだと思いますが、実際どの程度嘘か本当かというのが分かるのでしょうか。

 
 

前回の解説でも少しだけ触れていますが、脈を取る方法は実際に存在します。

この方法の弱点は精度がそこまで高くないことと、ポリグラフと同じで受ける側が対策をしっていると通用しにくいところにあります。もしかすると、「脈で分かるぞ!」というポーズをとって心理的な圧力を掛け、他の反応引き出そうとしているのかも知れません。

ただ、外観に出るかどうかについては相手の性質にかなり依存しますし、方法としてはかなり弱いんじゃないかと…

 

エピソード13 血塗られた絵画

 

ヴァンペルトの似顔絵を描かせる際に「両目を離して書いてね」と言うのは、画家の意識をジェーンから逸らせるためでしょうか?

 
 

これはちょっとわからないですね…
単純にヴァンペルトの両目を離した方が美人に見えると素直に思っていた可能性もあります。

 
 

ジェーンは白い紙にサインペンで書かれた落書きともとれる絵を額縁に入れ、その絵を毛布にくるんでアーロフに会いに行きます。

口実として持っているだけで、本物はアーロフが持っていることを知っている、どうか本物を見せてほしいと言葉巧みに本物のモロを自分の手で持ちます。その瞬間、外で待機していたチョウとリグスビーが火災報知機を鳴らし、皆がモロの絵から目線を外した隙に”落書きの裏に忍ばせておいたモロの複製”と手に持っている”本物と思われているモロ”をすり替えます。この時の絵画のすり替えは見事なものですが、私には仕組みが分かりませんでした…。

 
 

フィクション作品でたまに出てくる方法ですね。

やりかた自体はいろいろ推測されますが、あの状況下で行えることを考えると比較的ラクな方法が取られているように見えます。

 

エピソード14 真紅の情熱

 

容疑者の1人である女性に話を聞きに向かったジェーンは、彼女が部屋の中に隠してるものがあると感じます。

彼女の右手首あたりを自分の左手で持ち、目を見ながら部屋の中を歩くと、カメラの中に被害者のクレアとナンパ師のフリックのツーショットを発見します。
(マッスルリーディングなのでしょうか…?最終的に視線の動きからカメラを当てていました。)

 
 

マッスルリーディングですね!

相手に隠そうという意思がある場合、難易度がかなり高くなるのですが、さすがパトリック・ジェーン!と言ったところです。
なお、ここでは相手が隠そうとしていることが事前にわかるので、実際にはそこまで難しくないのかも知れません。

 

エピソード15 口紅のメッセージ

 

途中でリズボンが乱入し、催眠術はすぐに解かれることに。握手をして少し強めに腕を叩くと催眠術がとけたようです。実際に暗示を解く方法を決めていなくてもこの方法で解けるのでしょうか?

 
 

そもそも催眠術は…なんて話をすると長くなるので省略しますが、相手とこちらがお互いに「これで解ける」という感覚がなんとなくでも共有できるとその催眠暗示は簡単に解けます。

そもそも論ついでに、もう1つ補足すると…そもそも、解除する際は「暗示が解ける暗示」を使っているわけで、解除ではなく単なる上書きで終了することがほとんどです。つまり、催眠術を解くのに催眠術を使っているという矛盾が最初から内包されているため、解くのはどんな方法でも良く、かなり適当でも問題ありません。

最初に書いた通り、術者と被験者がお互いに「これで解ける」と認識する状況を作ることが大事です。

 

15話までの疑問点的なところはこれでピックアップが終わったはずです。回を追う毎にトリック的要素が少なくなっているのは実感しますね…

ただ、シーズン2つに入ってからまたちょっとしたマジックやらバーベット的なシーンが増えてくるのでそこは楽しみだったりします。

第1シーズンは全23話なので、適当解説は後2回となりそうですね。それか、第2シーズンの最初の2話

を足して5話にする…のはややこしいので多分やりません。