今回はPenguin Magic Lectureの1つ、Anthony Owen LIVE ACTの感想です。

実は軽く流し見しただけなので、簡単な感想になっているので悪しからず…m(_ _)m
(まぁいつも簡単なので「レビュー」ではなく「感想」と付けているわけですが…)

ちなみに、今回これを購入した動機は2つあります。

  1. 知人の勧め
  2. PayPalの銀行口座支払い対応

特に後者のPayPalの支払い方法の追加により、「試しに何か買おう」ってなったので、知人に適当に聞いたらこのレクチャーを勧められました(゚∀゚)

知人もこれを見たわけではなく、恐らく名前と現象で勧めてきたのだと思われます。

Anthony Owen LIVE ACT

Anthony Owenって誰?

実は私もよく知りませんが、この人が担当したマジシャンが凄い有名です。

ダレン・ブラウン、ペン&テラー、ダイナモ…

これだけで興味が惹かれますわ!(゚∀゚)

4つのルーティン

Anthony Owenの演技理論についてなどはちゃんと聞いてなかったので、ルーティンについてのみの感想となります。

今回、実演及び解説があったのは4つのルーティンでした。

レビューを見る限り、以前に発表されたモノのちょっとした改案みたいで、人によっては新規性が無いとの理由で低評価が付いていたりします。

私としては、この人の作品を見たことがないので逆に都合が良かったです(゚∀゚)

Natural Lottery 2018

観客が言った適当な数字が、宝くじに書かれた数字と一致する的な現象です。

マックス・メイビンのSPY STORYにも近い感じの手法が使われていますね。

このタイプの手法は実際に演じようと思うと結構しんどいと言いますか、クロースアップだと難しい部分があります。これに限らず、今回のルーティンはどれもサロン向けのアイディアが多かったです。

Number at Card

カードを使った現象です。

やばいですね…今年2番目くらいにやばいと思ったルーティンです。

現象から何となく手法は予想していましたが、それよりも更に大胆で「それ大丈夫なのか!?」ってタイプでした。というか、これもクロースアップだとやや厳しいですねぇ…

ちなみに、今年1番目はルーク・ジャーメイのリアル・ボディ・マジックです。ジャーメイのはクソネタすぎたので、別枠と考えた場合こいつが繰り上がり1位になります(何の話だ)。

America's Next Top Magician

某道具を使った演出の1つと言ったところです。

それを持っていないので、再現できないため簡単にしか見ていません(゚∀゚)

個人的な意見としては、ちょっと冗長かな…と思いました。そこまで長くする意味がよく分かっていないのですが、もしかしたらちゃんと理由なども語っていたかもしれないので、そのうち見直す必要がありますね…

Psycho Quiz Prediction

知人に勧められたレクチャーがこいつでした。

これ単体でもレクチャーが出ていて、ここで紹介されているのは改訂版的なのです。

雑誌を使った予言現象ですが、日本ではやりにくいって問題がありますね…

ちょっと準備が大変と言いますか、適した雑誌が無い気がします。それさえクリアできれば結構インパクトがあるので、なんとか工夫してみたい気もしています。

総評

高い前評判のわりにはルーティンを見る限りでは「ちょっと頭のいい人」って印象がつくのも仕方ないかな?って感じで、低評価レビューの人の気持もわかります。

個人的には結構刺さりました!

なんと言うか、メンタリズム系パフォーマーのプロデューサーは自分で演じると微妙な人が多い法則があると思っているのですが、この人もそのパターンな気がします…他の作品や実演を見ていないので、今後評価が変わるかも知れません。

今後も少し注目してみようと思いました。

最近、何も持たないでできる現象ばかりを模索していましたが、やはりサロン規模になると道具があった方が良いですね!(当然)

また、このペンギンのレクチャーシリーズの特徴なのか、最初に15分程度のフルアクトが観れるのもかなりポイントが高いです。レクチャー系は手法についてそれぞれ個別の実演が多く、繋ぎの部分が無い、或いは連続性が無いことがあり、「途中どうしてんの?」と言った情報を得にくいため、フルアクトの映像が入ってるものが個人的には好きだったりします。