やぁどうもおはようございます月ノ風です。

過去に買い溜めしたトランプがでてきたんですけど、シンプルに質が悪くて何の練習にもならんという・・ただのゴミだった
破ったり曲げたり系の技法の練習用ですかね・・TnRまたやるか・・?

 

BRAVURA1巻2/2

はい、続きを書きますよ

レビュー

SETTING UP BILL TRICK

後の現象のために紙幣を破いておく必要があって、その準備用の演技です。種はシンプルですがこれもまた演者のトークでショーとして作り上げたものです。
ただまぁ、個人的にやはり紙幣を破るってのは抵抗ありますね・・どうなんだろう・・あとまぁ仕方ないことではあるんですけど破いたままそれに対するモヤモヤを解消せず進み続けるので私は真似できないなって感じがします。まぁ自分の場合は対少人数を想定してるからってのもあるでしょうけど

BABY GAG

割と鉄板ネタなのかなと思うんですけど、まぁ有名人誰を挙げられても予言が成功しますよっていうギャグです。
なんだろう、本当にマジックのタネは普通なので、演じ方やその雰囲気等を学ぶために見るという感じですね。このDVD

ELECTRIC CHAIR

普通の椅子を電気椅子にするアクト(という説明で良いのか・・?)

2巻のとこでも触れると思いますけど、私がこのショーで一番好きなアクトです。
最初動画を見ただけでは何をしたのか分からなかったんですけど、解説を見てなるほどそういう手法なのか・・と衝撃を受けたアクトでもあります。
今までタネは普通で演者スキルで成り立ってる演技です~みたいなの多かったですけど、それらもこの演技を成功させるための布石だったりして、これが熟練の凄味か・・ってなりました。

EGG,LEMON&WALNUT

レモンから卵が出て、卵を割るとクルミがでて、その中に事前に破ってあった紙幣が入っているという演技

実のところ胡桃を卵に、その卵をレモンに入れるという演技を先にするので、本当に入れたのを見せるという感じで、開けていく作業が現象の証明だったりします。
散々謎のまま引っ張ってきた「破った紙幣」をここで解消します。よく紙幣を破られた客は付き合ってくれたなと。それはまぁ大人数のショーであることや舞台に立たされたこと、協力者としてふるまった事等要因があるでしょうけど、演者のスキルが求められるショーの構成をしてるよなぁと思いますね・・ちょっと真似できない

 

おわりに

インタビューめっちゃ長かったです。ポールさんだけじゃなくポールさんの奥さんにもインタビューしてましたけど、奥さんへのインタビューだけでショーの時間超えてんだ・・なんだそれ
内容として別にレビューするようなものでもないかなと思ったので飛ばしますけど、時間配分どうなってんねん感

 

このショーは既に書いたように演者のスキルで持たせてる感じがします。マジックが派手で大きいわけではないし現象が鮮烈というわけでもない。ポール・ダニエルズという人物を軸にしたショーでした。
ちょくちょくはさむ冗談とか、客との交流とか、卓越した技量の隔絶したマジシャンというものではなく、もっと親しみのある感じのエンターテイナーでしたね・・

目新しさという物はこれといってないんですけど、私はこのブラビューラのショーが結構好きで、このショーの映像とその解説があるという点で初心者にはお勧めできると思ってます。
私はこの手の、なんだろう、ショーを通してオーディエンスコントロールを感じられたDVDって今のところ二つとないです。他にももっといいのがあるかもしれませんけど。

 

さて、次はショーの演目の解説である2巻に進みます。
多分ブラビューラはそこまでしかみたことなくて、3巻から初見じゃないかなって。覚えてないだけかもしれない。

解説なので分量が多くなりそうということで3~4分割になると思います。

ではではまた次回