最近、SNSでマジシャンと関わりを持つ機会が多くなってきたのですが、その際にマジシャンのプロフィールをよく目にします。

しかし、意味は理解できても、それがどう凄いのか、全く分からないことが多いのです。

私はまだマジックに少し関わっているためある程度ならわかるのですが、完全な素人によっては意味すら分からないかもしれません。

 

まず…

〇〇で行われた▲▲という大会に出場しました!

という紹介。

「その〇〇という大会はどのくらいすごいのか分からない」のです。私はFISMとはよく聞きはするけれど、どれくらい凄いのかわかりません。そもそもマジシャンと知り合う前はFISM自体を知りませんでした。

私ですらこの程度のなので、マジックとほぼ関わりのない非マジシャンからしたら余計に「え?なに?どのくらいすごいの?」となりそうです。

 

そして、「出場した」という言葉も気になります。「出たけど、成績は良くなかったのかな?」という印象があります。

 

〇〇の弟子

その〇〇さんがどの程度すごいのか分かりませんでした。マジシャンと交流をもって初めてレナート・グリーンを知りました。しかも最近まで名前しか知らなかったです。どのくらいすごいとかって言うのは知りませんでした。

でもDaiGoはなんとなく(実情はどうあれ)すごいという評判があるのは、マジシャンに出会う前から知っていました。

 

クロースアップからステージまでやります!

今でこそわかりますが、最初は「クロースアップって何…?」と思っていました。クロースアップとかステージとか、そもそもマジックに種類ってあるの?と思っていたし、どれもマジックじゃん!と思っていました。

ただ、それを見て今でも思うのは「結局、この人は何ができるんだろう…?」ということです。

 

 

学歴が書いてある

人として凄かったり賢かったりするのかもしれませんが、学歴はマジシャンとしての凄みになるのでしょうか…?

〇〇生マジシャンという肩書もよく見ますが、〇〇生であることとマジックの技術は関係あるのでしょうか?

履歴書のようにアピールする必要は無いので、書かなくても良いのではないかと思います。

仮にその学歴よりもお客さんの学歴の方が高い場合、マイナス要素になる可能性があります。

 

 

テレビに出るマジシャンは番組名を書いていたりして、「あー有名な人なんだ」って思います。

やはりメディアに露出があるか無いかで、だいぶ印象が違います。

 

とある人に海外の有名なマジシャン達のプロフィールを翻訳してもらいましたが、プロフィールだけでクスっと来るような内容でした。

最早何をしているのか書かれていないので、素人からしたら全く知らない外国人なのですが、その国の人からしたら有名人なのでそれはそれで良いのだと思います。

 

 

 

どんな層を求めてどんな人にアピールをするかにもよると思いますが、プロフィール1つでも随分とイメージが違います。

今回この記事を書くにあたり、いくつもマジシャンのアカウントを見ましたが、多くは「マジシャン向けのプロフィール」でした。

逆に、メディアに露出が多いマジシャンは「一般人向けのプロフィール」でした。

 

プロフィールを変えるだけで印象が変わり、お客さんが増えるチャンスになるかもしれません。

マジックを見せたい!と言う方は、一度ご自身のプロフィールを振り返ってみてはどうでしょうか

 

 

(Alice)