メンタリズムの研究をしていることは広く知られている(?)ことだと思いますが、この研究内容を生かせる現場が日本にはほとんどない問題があります。

というのも、メンタリズムの現象の多くはステージでこそ威力を発揮するものが多く、クロースアップ環境で行えるものは意外と多く無いからです。
(我々が研究している内容の多くがステージ向きなだけとも)

そして、ステージの依頼としてよくある飲食を伴うパーティーやキッズショー、老人ホームは環境的・客層的にメンタリズムとの相性が悪く、日本における実演環境が非常に限られているのが現状です。

ならばいっそのこと、自分たちがやりたいことをやれる環境で、やりたいことをやろうと考え自主公演を行う運びとなりました。

研究発表会について

我々の研究している手法が日本においても実演に足るものかを確認することが主目的であり、ショー(自主公演)というよりは研究発表会と呼ぶのが適切です。

日時と場所:

2024年1月28日(日曜日)

  • 第1部:13:00 ~
  • 第2部:15:00 ~
    (各部定員20名)

各回60〜90分予定で、会場は以下の通りです

登壇者(出演者):

中の人である私を含め2名が確定で、後 1~2 名増えるかもしれません。

もしかすると当日発表で1名増えている可能性もあります。

内容:

メンタリズムと呼べる範疇の現象を行います(多分)

登壇者にもよりますが、コックリさんや降霊術みたいな現象を擬似的に再現するアクトをする場合もあります。

(降霊術はターベルコースにも載っている古典的なマジックであり、この時点でメンタリズムがメインというコンセプトと外れている気がしなくもありません)

1部と2部で内容を変えるかは登壇者に任せており、中の人は演目をやや変える方針でいます。一応、3~4パターン考えて、客層を見て判断する感じになります。

参加費:

  • 前売り:5500円/部
  • 当日券:6000円/部
  • 学生:3000円/部

前売り券はショップの方で販売ページから購入するか、当日までに私と会う機会のある人は直接現金で承ります。直接受け渡しする方にはちょっとしたオマケがあったりなかったりします。直接会いたい方は最近余興をやっている"チルアップ新宿歌舞伎町2号店" に入っている日か、 "フリーキーズサロン" などたまに顔を出しているイベントを狙ってください。一応、SNSを見るとどこにいるかわかる場合もあります。

当日券は当日に空きがある場合のみで、当日ショップで購入するか直接現地で参加費を支払う形式となります。

学生の方は DM などで直接連絡をお願いします。なお、学生の方の購入は1人1枚までとさせて頂きます。

場合によっては立ち見席を用意しますが、おそらくそこまで埋まらないと踏んでいます。

研究発表会であるため研究会メンバー(≒寄稿者)は観覧無料です。もし自分が研究会メンバーであるか不安な方は連絡を下さい。

注意事項?

基本的に撮影および録音は禁止とさせていただきます。

記録映像(公開未定)を撮る予定があります。どうしても写り込みたくない方はカメラの画角から外れた位置の席に座ってください。念のためマスクを持参するとより安全です。

参加者から数名を選んでステージに上がってもらう場面が何回か出てきます。どうしても無理って方は選ばないので安心してください。

演目によってはステージに上がった方に精神的・肉体的な苦痛が伴う場合がありますが、そのような演目の前には必ず確認を取るようにします。

そして…今回の研究発表会は「自分たちが面白いと感じたこと、興味あることを試す場」というアート的な考えがベースであるため、マジック的なエンターテインメント性を求めていると「なんか違う」と感じることにご注意ください。近い理由でメンタリズムという語に拒否感のあるマジシャンにもオススメはしません。

更に、滅多にいないとは思いますが念のために言うと、宗教観により拒否感や嫌悪感を覚える可能性があります。特に一神教の敬虔な信者の方は注意が必要です。

最後に、今回の研究発表会では一部超常的な、マジックとすら思えないような現象が起こる場合がありますが、我々の中に本物の超能力者や霊能力者はおそらく存在しないことを言っておきます。

今後の話:

来年の話をすると鬼が笑うとも言いますが…

とりあえずこの研究発表会が好評であれば継続的にやりたいと考えています。

というのも、今回用意できた会場のキャパでは試したいことの一部しかできないため、やりたいことを全部やろうとするとどこかのタイミングで更に大きい会場が必要になります。

そして、単に箱だけを大きくしても、人数が集まらなければ我々の本意である実験ができないので、やはり集客数が重要になりますし、エンタメ性を期待するなと言いつつ好評を得る工夫はする所存です。

ということで、もし参加予定の方がいたら可能な限り我々と同業ではない同伴者を伴って頂けると非常に助かります。