さぁ・・やってきましたよ月曜日…!やってきてしまいましたね…!(どうも月ノ風です…タイミングが掴めなかったのであなたの頭の中に直接挨拶をしています…)

前回のスライトあれこれを出してしまったがために無駄にハードルあがった気がする今回のレビュー!

今回レビューするのは「ユージン・ゴーズ・ビザー」です!

いぇー!ひぇぁー!ふぅー!

はい、ツイッターにも「これはわしが書かなきゃいけない」みたいなこと書きましたけど、もうタイトルからお察しですね。

ユージンさんが、ビザーについて語ってるDVDだからです。

ピンポイントすぎでは?(予想できてた人もいそう)

 

さて、こちらのDVDですが、基本的に理論を取り扱うものです。一応マジックの解説もなくはないのですが、おそらく多くのマジシャンは求めてないものなので無いと考えてもいいかもしれない(失礼)

このDVD、実は過去に一度さらっとみたことがあったんですけど、そのときは「ふーん」くらいの感想でした。なんや眠くなるようなマジックやなくらいの感想だったと思います。

その後、自分のやりたいマジックの方向性が少し見えて、それを実現するためにはどうしたらいいのかを考えて数ヶ月経ち、最近観直したらもう衝撃ですよ

考えてきたことが肯定されるような情報が無造作に転がってて、自分が考えてきたことはこの世界(ビザー)には通用しうることなのかもしれないと少し自信を持てたくらい

ユージンさんとトニーさんの対談に混ざりたかった…というか聞いてるから話しててくださいって感じですわ…

このDVDで語られることに対して「それは違うわ」っていうことがないです。むしろ「そうだよなぁ」って納得すること頻り

自分なりの意見を補足したいことは多々あれど、否定することがないので、このDVDを観て貰えれば私が感じてることも多少なりと共有できるのではって感じです。

 

このDVDに収録されている「マジシャンの夕べ」や対談、実演例等参考になるようなことが多く、私と似た感覚を持っている方にはとてもお勧めできるものだと思います(この為にスライトあれこれを先に投稿しておいたんです。まぁ同類の人達どれほどいるのかわかりませんけど)

逆に、「お前とは合わんわ」って感じた人は得るものがあまりないかもしれません。まぁ!そろそろね!私の好みもちょっとは伝わってきたはずなんで!ここらへんの配慮少なくても問題ないと思いますけど!

 

マジシャンにはエンターテイナーと魔法使いの2種類いるという話も「その通りよなぁ」って思いながら聞いてました。私は殆どのマジシャンがエンターテイナーだと思っています。今まで色々と悩んできましたけど、単純に求めているものが違うからこんなに他のマジシャンとのズレを感じるんだろうなぁと思ったり

他にも「真理の探求者を演ずるべき」というのも驚きました。私が求めている態度そのものです。その周辺の話も面白いです。

これらの理論面はもう観てくださいって感じですね……私が自論交えてまともに書こうとしたらえらい文章量になります。今ですら千いくらか書いては消してを繰り返してたりするんでいっそ捨てようと全部カットしたくらいです()

さて、実演例に関してですが、これは暴走せずに書ける事が少しありますかね。

「ブック・オブ・ゴースト」という作品ですが、これはもう「これこそビザー」って感じがする作品です。

ざっくりいってしまえばブックテストで、読み取った答えを示すのは霊が行うというものです。降霊術あるあるのテーブル浮遊があったりしてちょっとにやっとします。

どこまで魔法に近づけていいのかという怖さを感じました。区切りになるものについても考えないとなぁって思わせられるほどに「らしい」演出を観られます。

もう一つ、「レトリビューション」という作品。目指す形の一形態という印象で大いに参考に出来そうだなと思いました。道具の使い方や状況の設定の仕方など、今まで怠ってきたなぁと反省すべき点を感じました。

人を呪う方法が書かれた手紙が届くことから始まる一連の儀式のお話です。

これは客を参加させないほうがいっそいいのかもしれません。ちょっとしたホラーの短編小説を読んだ気分になるお芝居という感じです。

実のところ、コレは「魔法」とはちょっと違うと思いますけど、観ててゾワッと来る感じの作り方はなるほどなぁと思えます。これをコピーすればこの分野への足がかりになるかなぁって感じですね…。

この2作品、おそらくスライトバリバリのエンターテイナーの方々からすれば「ないわー」って感じだろうなとは思います。というかブックオブゴーストは私もちょっとやりすぎなのではって思います・・まぁこの分野に浸かればまだまだだって思うのかもしれませんけどね…

 

ホーンテッドデックの背景やコツの解説もあります。このDVD唯一のマジックの解説ですね。そしておそらく私はやりません()

他の道具で他のやりかたするかなぁ…って感じです。いやまぁ、試してみて使えそうならやるかもだけど、ちょっと厳しくないかなぁ…って思ってるんで試すのもあんまりしないかも…

でもまぁ、ホーンテッドあんま知らんわって人にはいいかもしれません。背景の説明から入ってくれるんで

 

というわけで、ユージン・ゴーズ・ビザーのレビューでした。

今回ほんと書きたいことが多くて収拾がつかなくなりそうでした。おかげで全カットだよ!

自論は削ってレビューらしいレビューにしようとしたんですけど、それだと「よかったよ!!」で終わってしまうんでバランスが難しいところでした…今回削った分はまたいつかどこかで…

 

このDVDねぇ、作中でも近いことを言ってるんですけど、マジックをただのクイズのような娯楽にしてしまいがちな人には得られるものがあるんじゃないでしょうかね。演出によって得られるものについて考える材料になります。

 

正直言えばこのDVDをこんなあっさり終わらせるのはもったいない気がする!

とはいえ綺麗に纏める自信もない!あと文字数が既にオーバーしてる!(できれば2000文字以内にしたい。なんなら700文字で終わらせたい勢いの日もある)

というわけでまぁ、惜しいけどここで終わります。

あぁそうだ、お勧めできるかどうかですが、微妙です。

これだけ押しといてなんですけど、好みによりますわ…これ参考にならんわって人それなりにいそうなんで、オススメです!とは中々…でもまぁ、私は好きです。

私がビザー寄りになった理由とかも書いとけばよかったなぁっておもいますね。共感できる人なら参考に出来るところがいくつかあるだろうにって思えるんですけど…

 

まぁ、締めましょう。

次回は何を書くか決めてません。メイビンさんのをもし見終わっていたならさらっと感想かいてもいいんですけど、私EMCのシリーズをエクストリーム以外全部持ってる割に4巻通して全部みたのって一つもないんですよ…その経験からすればお察しですよね()

まぁネタになりそうなのはいくつかあるんですけど、間に合うかどうかだなぁ…どうなるやら…

ではでは、また次回

(月ノ風)