12月3日は「手品の日」!令和最初の手品の日ですよ!

掛け声(お呪い?)の「ワン・ツー・スリー」から来ているそうですが、それなら何故1月23日は選ばれなかったのかがちょっと気になりますね!

さて、今回はここ最近で購入(入手)して良かったと思えた物をピックアップしていきます。

基本情報

期間について

最近と言っても曖昧なので、2019年にしようかと思ったのですが…思ったより少なかったので2018年からにしました(ぉぃ)。

なお、つい最近のブラックフライデーとサイバーマンデーで購入したものは、まだ手元に無かったり見ていなかったりするので評価対象外です。

評価対象とランキング

ほとんどがレビュー投稿済みで、一部は下書きに入れたまま結局公開していないものです。

また、あくまで2018〜2019年の間に入手(視聴)したものであり、発表時期基準ではありません。

順番に関しては目についた順なので、上位ほど高評価ということはありませんのでご注意くださいm(_ _)m

1.『スリーカード・ルーティンズ』- アシ・ウインド

"A.A.C.A.A.N"の答え合わせを目的に購入したのがきっかけです。やり方は概ね予想通りでしたが、細かい工夫がされていたのが評価ポイントです。

カード・マジック、特にトライアンフ系が好きな人には良いですね!(3作品中2作品がトライアンフ)

2."REINCARNATION"- Luke Jermay

原理自体はシンプルであるものの、大胆かつ巧妙な手法です。タッチング・オン・ホイよりは演者負担が少ないのですが、似たようなシンドさがあるのと、環境的な制約があるため未だにやる機会がありません。

ノートの前半はタッチング・オン・ホイの解説なので、『ジャーメイズ・マインド』を見てる人には物足りないかと…ただ、タッチング・オン・ホイを知らずにこれに手を出す人もちょっと違う感じがするので、非常に人を選ぶかと思います。

同じ金額を出すなら、まず他に欲しい物がないかを確認した方が良いです。

個人的には好き。

3.『カード・フィクションズ』- ピット・ハートリング

一時期絶版になったものの、最近また再販されて話題になりました。うそたばでオススメされた後に、別の人から誕生日にもらいました。

新しいバージョンだと少し内容が変わっているとか(加筆されたんだっけな?)。ちょっぴり気になっていますが、買う予定は当面ありません。

ピット・ハートリング(著),富山 達也(翻訳)

4.『リアル・コインマジック』- ベンジャミン・アール

現在もやっている数少ないルーティンの1つです。

コインマンからは賛否両論あるそうですが、私は非常に好きです。飲み会などで「なんかやってよ」と振られた時にさらっと出来るのが素晴らしい。

詳しくはレビューを見ていただくとして…ポイントの1つは、500円玉くらいでやるのが丁度良いってところにあります。ハーフダラーだとやや大きいのもありますし、カジュアルな現象なので借りた硬貨でやったほうが効果的なんじゃないかなと思っています。

ちなみに、私の手のサイズ的にワンダラーだと逆に保持しやすいので、コインを借りない時はワンダラーを使っています(1枚のワンダラーを使った現象が2つくらいあるので、持っていることが多いです)。

5."D’Angelo’s Touch" - RAFAEL D'ANGELO

ツッキーこと月ノ風氏がレビューを書いていますね!

実は私もこれを見ていまして…更に言うと今でも現役でやることがあるルーティンだったりします(゚∀゚)

レビューについては概ね同意見なので改めて書くまでもないかなと思ったり思わなかったりで、結局書いていません(ぉぃ)

Psychokinetic Touch (Banachek), THE MIDAS TOUCH (Peter Turner), FOLIE A DEUX (Luke Jeramy)等も見ていますが、自分の環境などを加味して考えると、このD'angelo's Touchが今の所ベストではないかと思っているくらいです。

ただ、上の3種類とは系統が全く違うので、どちらかが優れているということはありません。好みで言えばバナチェックのですしね!

ちなみに、YouTubeの方でMidas Touchとの簡単な比較レビューをしています。

 

6.『トラバハンド・エン・カサ』- ダニ・ダオルティス

これもレビュー書いてないですね…

とりあえず読んでおいたほうが良いと思います。特にマジックにおける自然さを追求する人にオススメ。

カード・マジックを仕事ですることは無いのですが、ジャンルやサイズに関わらず非常に共感できる内容でした。

7."TWINS" - Nefesch

未レビュー。

道具を使わず、手を挙げて行うウィッチ・ハンド系13種類のレクチャーノート。

前半は非常にサイコロジカルな手法が取られ、これ系の情報がまとまっているのは珍しいです。後半はトリックを併用した方法がメインで、Timon Krauseなども寄稿をしています。

何度も下書きを直していますが、結局投稿はしていませんでした。万人には勧めにくいものの、私は気に入っています。

基本的にピュアスキルでやりたい人向けで、実際にできるかは訓練と本人の特性次第かと…

8.Mental Pen Sherpa Limited Edition - João Miranda and Gustavo Sereno

今でもちょくちょく使う機会のあるMental PenのSherpa版。(※普通のSharpieとして使うことが圧倒的に多い)

Sherpa版なのがポイントで通常のSharpie版には特に魅力を感じませんでした(ぉぃ)。ただ、どうもSherpa版はもう廃盤らしいので壊れたら詰みます\(^o^)/

再販情報があればぜひご連絡を!

よく見かけるメンタルエフェクトで自然な検めが出来るため、現象がより強力になります。

9."Overlooked" - Arthur

この手法を使えるレベルにまで昇華したところに魅力を感じました。即興性も高いので、知っておくと役に立ちそうです(まだやっていませんが!)

全体的に原理や演出はクラシカルであるものの、まさかこの手法と相性がここまで良かったとは…

10.Naked ESP - Michael Murray

ESPカードでよくやるルーティン?(下記参照)と合わせてJazz Mentalismをやることが多く、それにある意味で特化されているNaked ESPは使い勝手が良いです。

動画ではESP Origins Deckを使用していますが、この様なカードが濡れやすい環境だとプラスチック製のNaked ESPが非常に強いです。動画を撮られた時はまだ所有していませんでしたが、現在は完全に切り替えています。

基本的にあまりハズレを買うことがないのですが、その中でも個人的に好きだったもので、更に大多数の人にヒットするようなのを10個選んでみました。

LIVE LECTURE系はメンタル系ばかり見ているのと、やるのにハードルが高い作品が多いので今回は選外にしました。流石に10万円超えのギミックが必要になる現象は需要が無さそうですしね…(1つだけ使うなら良いんですけど、他のルーティンと合わせて複数個必要なのは参入障壁が高すぎです)