時が経つのは早いもので、もう2018年になってしまいましたね。振り返ってみると、去年は特にマジシャンと直に会うことが多かった年でした。

折角なので去年見たマジックの中で個人的に好きだった・面白かったマジックを紹介したいと思います。(名前はわからないので、マジシャンに直接聞きました。)

アウト・オブ・ディス・ワールド

混ぜたフルデックを観客が適当に2つにわけると、なぜか片方の山が赤になり片方の山が黒になるというアレ。

いままで小数枚のパケットトリックで似たような現象は見ましたが、フルデックは初めてでとても印象に残っています。

(管理人注:詳しく聞き取りをした所、ジャーメイの "OOTW" と ダレン・ブラウンの "Undertaker" だと予想されます)

ポーカーデモンストレーション

正式名称がなんかもっと長くて覚えられないやつ。

なんとなく好きです。強いて言えば現象が起きた時にすっきりとしていて奇麗だからかも?

(管理人注:ジョセフ・バリーのインスクリュータブルに収録されているアレです)

カードスルーザウィンドウのようなもの

改案しすぎて原型がないらしいやつ。私はどれが原案でどれが改案かもわからないので、何を言っているのかさっぱりだ…。

好きというよりは、TVで見たことがあるので印象に残っていたもの。

クラシックフォース

ポール・ダニエルズ風のアレ。

これが一番理由がわかりません。なんとなく好きです。

おまけ

ネットで見たマジックで印象に残っているもの

  • カードがバラの花びらに代わるやつ。(アメリカのオーディション番組でやっていたやつ)
  • 犬に餌を一粒見せ、それをマジックで隠した時の犬の反応を見るやつ。

書いていて思ったのですが、マジックって覚えてないものですね。結構見たはずなんですが。

正確には覚えていないというより、覚えようとしていないのかもしれません。覚えようと思って見ていないし、結局選んだカードを当てるか何かが揃うかが重点に置かれている現象ばかりなので、途中経過を覚えていない…。マジック自体をもともと好きだという人であれば覚えているものなのかもしれません。

言われれば思い出すものもありますが、たぶん忘れている時点でそこまで好きではないのだと思います。

忘れているものを思い出しても、好みではなかったり、面白くないと感じたものだったりします。その人自身は覚えているし、キャラクターもある程度覚えているのですが、肝心のマジックを覚えていないのです。

最近、マジシャンはキャラクターを磨くのも大切だとか、マジシャンはコミュニケーション能力を磨いたほうがいいという話を多方面から聞きますが、それは面白いマジックありきで成立するものだと私は思います。

人それぞれ好みがあるので、相手に面白いと思わせるのは難しいのかもしれませんが、印象に残るマジックを目指すのであれば、まず面白いと思えるマジックを身に着けた方がいいのかもしれません。

 

(Alice)