二回目投稿です。natuです。
前回ステージ女性について書きましたが、今回はクロースアップ女性についてです。

まず、これを述べる前に「クロースアップを中心にされている女性は、ステージを中心にされている女性に比べて圧倒的に少ない」があげられます。

しかし、これはあくまで「クロースアップ中心」の話で、ステージと並行してクロースアップをされる女性は少なからずいます。少なくとも私自身がそうであるし、他にも5人以上は見たことがあります。(市のサークルなどはステージ主体のためわかりません)

ただし奇術部はのぞきます。クロースアップ中心、ステージ中心色々あるようですが、私の聞いた話では「クロースアップ中心の奇術部でも、女性部員は何割か(3割?)いるところもある」とのことなので、クロースアップ中心にされる女性も、若い人の間ではいます。

ただネットの情報などを見ますと、「奇術部の女性部員は、みんなで協力してやるステージを中心にやりたがる人が多い」との意見もありましたので、詳細は不明ですが、クロースアップ中心女性は奇術部でもやはり少ないほうなのかもしれません。

あと、プロ業界は別です。女性プロ自体ステージマジシャンが多いですが、女性プロはホッピングなどでクロースアップも必要になるため、ステージクロースアップ並行でされる方が多いように思います。

活動内容

時期

季節を問いません。会社などは季節問わず飲み会などでマジックを要求されることが多いと聞きます。忘年会シーズン等、定番イベントならする機会はたくさんあるでしょう。

アマチュアクロースアップのサークルなら、更に季節を問いません。毎月一回とか二週間に一回とか必ず会合があります。これを「定例会」といいます。見るだけでもいいところもありますが、ネタ見せ必須なところもあります。

場所

行きつけのバーや会社の飲み会などで見せる方が多いと思いますが、これは男性の話で、女性は不明です。

あとクロースアップは、定期的にネタ見せする機会がどうしても定例会などしかないため、喫茶店や会議室、カラオケ店などの場所を借りることになります。ただ、喫茶店は長居ができないので短時間で退出することになります。

また、ストリートなどをされている方は路上パフォーマンスなんてのもあります。奇術部の方は学園祭など各種発表会があると思います。

また、今の時代はSNSでクロースアップ動画をあげるのも主流です。

メンバー

やるのは個人主体でよいですが、サークルメンバーはどうしても男性が多くなります(笑)。というかクロースアップサークルは男性しかいません(笑)。

演目

これは私自身の話になりますが、今のクロースアップは

スライト・ギミック・カーディストリーも取り入れたもの

の三点が主にありますが、私はこれをすべて並行してやっている感じなので、すべて中途半端な感じです(汗)。特にレギュラーコインやリングはさっぱりです。

まあ女性がやるといっても男性と変わりないです。私がやる内容や他の女性マジシャンの演目内容を見ると、カード、コイン、輪ゴム、スポンジ、ポケットリング、よくある演目で固めたらアマチュア定例会とかホッピング等では通用すると思います。

カードマジックは別に男女関係なくアンビとかトライアンフ一般的な演目、エースプロダクションなどがウケると思います。あと私は簡単なセルフワーキングもやったりします。

ギミックのアレンジや組み合わせは私自身がコレクターでもあるためよくやります。カーディストリーは手が小さいこともありますし、やりすぎるとマジックが薄れるので最近あまりやってません。でも練習するのは楽しいので時々やります。

オリジナルで考えるのは知識的に無理なのでやってません。

クロースアップ女性が存在する理由

理由といっても正直よくわかりませんが、とりあえずアマチュアクロースアップは見せ場も少なく、マニア定例会くらいしか見せ場がないことが多いため、男女関係なく興味のある分野をやったらいいと思います。

というのもステージマジックはボランティア営業が主体になるため、一般のお客様にウケるマジックというのを常に考えていないといけないからです。得られる承認欲求は多いですが、道具、教材、人脈、金銭面(特にこれ)、かなり恵まれていないとできません。

あと、男性客より女性客やお子様のほうが女性マジシャンはウケが良いように思います。子供会などではアマチュア女性マジシャンが更に増えるといいように思います。

クロースアップをはじめるきっかけ

これは別に何でもいいと思います。好きなイケメンマジシャンと同じ演目やりたい、とかそういうのでもいいでしょう。ただ、女性の場合、モテたいと思うことはないため(女性がクロースアップやっても男性にモテない)あくまで興味があるから、面白そうだから、に限られると思います。

ただやはり女性はそのような方は少なく、好きな男性マジシャンのファンになっても、見るのが好きな「見る専」が多いと思います。夢を壊したくないから種を知りたくない女性も多いです。

しかし私はそれでもいいと思います。マジックは見てくれるお客様がいないと成り立たないからです。

結論

まあ女性マジシャン自体少ないですが、興味を持った人だけ見るのもいいし、やるのもいいと思うので、男女関係なくそういう人が増えたらいいかな、と…