ミラクルアイマスクを買った翌日、超能力弁当というこれまたテンヨーの新製品を購入しました。やはりテンヨーのディーラーシップによる先行販売で。

この超能力弁当ですが、恐らく現場では使わないです(ぉぃ)

単にキャラに合わないからという理由なので、人によってはかなり有用に使えるはずです。凄く良く出来ていますしね…現象がまずちゃんと不思議ですし、すごく簡単で小さい子でも出来る、正にザ・テンヨーという感じの商品です。

演出はさておき、現象を起こすだけならマジで6歳でも出来そうです。

超能力弁当

系統で言うとメンタルマジック。

箱の中を透視する、若しくは握っている手を透視する、雰囲気から読み取る、表情から読むどれでも問題ありませんし、普通にパッと当てるだけというのも全然ありです。

良いところ

どこが良いかと言われたら…機構がとにかくよく出来ています。

ノースライハンドですし、リセットも一瞬で終わります。

実は購入して直ぐに分解してみたのですが、部品点数も少なく故障しにくそうな作りでした。恐らくある部品が経年劣化で駄目になる可能性もありますが、ハンズとかで売ってそうな物なのでガワさえ無事であれば半永久的に使えると思います。

問題点

問題点はどう見ても弁当箱には見えない所。

「幕の内弁当」という紙こそ巻かれてはいるものの、蓋を開けてみれば何ともブロックパズルのような名状しがたい物6個が等間隔に微妙に上に突き出て並んでいます。これを弁当と言い張るのは少し厳しいところではありますが、その辺も含めてザ・テンヨーと言えなくも無いです。良くも悪くもテンヨー。

で、最初この箱を見た時から何かに似てるなと思ってた所から話が始まります(?)
(ここからが本題みたいなものです)

「チョコレートの箱に似てね?」

普通のチョコレートではなく、GODIVAとかJEAN-PAUL HEVANのような少し良い奴系のチョコレートの容器にこういうのあったなぁ…と。しかも6個のブロック状のものが規則的に並んでいる所もなんとなくチョコレートっぽい感じがしたわけです。

そして、この超能力弁当、ブロックのシールは開封時に貼られているわけではなく、自分で貼るタイプでした。これはもう止まりませんね。

早速、インクジェット対応のシール用紙を購入して、ウェブの画像検索&PCに元から入っている画像をIllustrator CCにぶち込んで整形してシールを作りました。

で、完成したのがこちら。

宇宙や銀河をテーマにしたチョコレート風にしてみました。

知人に見せた所、「宇宙っぽいあのチョコレートみたい」という感想を頂いたのでかなり狙い通りに作れていたと思います(知人は箱に書かれている「CHOCOLATE」の字を完全に見落としていました)。

まぁ、ここまで作ったのは良いのですが、やはり実演で使うかは微妙な所というのが本音です。むしろ、テンヨーの製品を実演で使おうという発想がまず間違っているという意見も聞こえてきそうです…/(^o^)\

ゴーストハンカチーフ(商品名はゴーストハウス)とか使っていますし、デビルハンカチーフもちょいちょい使っています。(どちらもハンカチですね!)

デビルハンカチーフに関してはそれなりに本格的な道具なので今回のシリーズとは違いますが…

折角改造しましたし、この超能力弁当(だったもの)はどこかの機会で使ってみたいとは思っています。やるとしたら恐らく対マジシャン向けか、凄く気楽な場所でやることになるはずです。

最初にも書いていますが、キャラにあっていません。チョコレートっぽい感じにしたところで、多少元のキャラに寄っただけでそれでも足りない感じがしていますし、しっかりやろうとするのであればもうひと工夫欲しいところでもあります。

他の案

他にはメイクパレットとして使うという考えもありました。

プラスチックの蓋なので化粧品ケースっぽい感じにして、それぞれブロックにはカラーをいれて好きな物(色)を選ばせるという演出です。

蓋の裏に鏡を張っておけば結構それっぽく見えそうな気がしているので、それはそれで試してみたいところではあります。

相手が男性であれば、「もし女装をするのであれば最初にどれを使いますか?」という質問をすれば楽しいかもしれません。

女性が相手であれば…人と合うシチュエーションによって化粧を変える人がいる話をして(普通か...)、状況を想像させた上で選んでもらえば割りと真面目なメンタルエフェクトとして成立するような気がしています。

この辺は殆どが想像なので実際にやってみてどうなるかは未知数ですがね。

もしやってみた方がいたら連絡を頂けると幸いです。(興味があります)