Rebuild Ritual / 自己解体と再構築の儀式

Rebuild Ritual / 自己解体と再構築の儀式
Rebuild Ritual / 自己解体と再構築の儀式

神秘なき儀式。構造と変容のエッセンスだけを再編纂した、知的で実利的な自己探究セッション
── Rebuild Ritual

【このセッションで得られるもの】

  • 診断では見えなかった、あなた自身の “構造”
  • あなたの行動・判断に影響する認知パターンの根底
  • 今後の選択や関係性における方向性のヒント
  • 思考・感情・身体感覚の更新と再配置

 

価格帯: ¥30,000 – ¥3,000,000

商品コード: 該当なし カテゴリー:

あらゆる儀式から神秘を剥ぎ取り、構造と変容のエッセンスだけを再編纂した、自己探究と自己変容のためのプロセス──それが Rebuild Ritual です

※ 東京都内で行われる対面セッションです

【本セッションで用いる技法について】

Rebuild Ritual では、言語的な対話だけでなく、心理誘導や注意制御の手法を取り入れています。
いわゆる「催眠」に類するプロセスですが、これは古典的な暗示法や人格操作ではなく、現代的な脳科学の知見に基づいた認識操作=構造的介入として扱われます。

その中核には、「どの情報にどれだけの“信頼”を置くか」という脳の判断(=精度加重)を意図的に揺るがすプロセスが含まれます。

【精度加重とは──注意ではなく、"信頼度の再設定" 】

一般に「注意」と呼ばれるものは、脳が「どの情報をどれだけ信頼するか」を動的に調整している結果です。
この“信頼度”を調整する働きは、認知神経科学において「精度加重(precision weighting)」と呼ばれます。

Rebuild Ritual における誘導技法は、この精度加重を意図的に変動させ、本来なら「無視」されていた感覚・観点に刺激を与え、意味を与えることを目的としています。
あなたの中にある「こういう人間であるべき」という予測モデルが緩むことで、より柔軟で選択肢の広い自己設計・自己変容が可能になります。

【対面セッションの意義】

私たちの脳は、他者とのリアルタイムな身体的接触を通じて、神経活動の同調(neural synchrony)を起こすとされます(Barrett, 2017)

視線、呼吸、声の間(ま)、身体の気配──
これらが "揃う" 場において、脳の認識更新は加速します。

Rebuild Ritual は、この「揃った場」を意図的に創り出す構造として設計されており、ただ話すだけのセッションでは得られない、深層的な構造変化を促します。

診断は入口。変容はここから始まる。

Rebuild Ritual は、診断ページで得られた「今のあなた」から、次に向かうべき方向の“精密補正”を行うためのセッションです。

構造の理解。意味の更新。未来の選択。
あなた自身の再定義を、この儀式から。

【セッションの進行プロセス】

Rebuild Ritual は、以下の5つの段階を通じて進行します。
時間の長短に関わらず、基本的には自然な対話の中で、ご自身が自己を再発見し、変容の契機を掴めるよう設計されています。

1. 事前プロファイリング(セッション前):

お申し込み後、心理診断の結果と簡易アンケートをご提出いただきます。
そこから導き出される認知傾向・構造パターンを分析し、当日の介入ポイントを設計します。

※この工程はセッション時間に含まれません

2. 導入と "構造の焦点化" :

当日は、短い対話を通じてテーマを明確にし、思考・判断の中核にある構造的クセを特定します。
同時に、精度加重(信頼度の重み)を揺らす準備として、注意と感覚の再調整を開始します。

3. 精度加重の変動誘導(催眠的プロセス):

この段階では、言語・非言語的な誘導を通じて、通常ではアクセスしにくい認知プロセスを一時的に変容させます。
両側刺激や視線操作、呼吸の同期などを用いて、予測モデルの一部を "緩める" 状態を作ります。

※ この工程は必要に応じて行います

4. 意識下での再構成:

状態が整った段階で、新しい認識・選択肢・方向性を挿入可能な構造を提示します。
提案は暗示的でも命令的でもなく、クライアント自身の中から  "選び取られるように" 現れます。

5. 統合と出口設計:

最後に、得られた気づきや感覚を今後の行動・選択に結びつけるよう整理します。
必要に応じて、言語化メモやアファメーションのガイドをお渡しします(オプション)

すべての工程は、クライアントの自発性と認知的安全性を最優先に設計されています。
強制や誘導による変化ではなく、「自分自身による構造の再認識と再選択」を支援するプロセスです。

【媒介としての道具について】

セッションの目的は、構造の再認識と再構成にあります。
この過程において、意識を一点に集約させるための媒介として、タロットカード、水晶、図形、振り子などの象徴的装置を使用する場合があります。

これらは占いや霊的交信を目的としたものではなく、注意資源(精度加重)の分布を変化させるためのツールとして位置づけられています。
意識の焦点を絞ることで、表層の思考パターンが一時的に緩み、素の反応や構造が現れやすくなることが期待されます。

あなた自身が「なぜ、そう感じたのか/選んだのか」に気づくための、所謂 "無意識" を反映する装置として機能します。

プランの選択・購入後にメールで日付等のすり合わせを行います。
(@gmail.com 或いは @trickormind.com のドメインが迷惑メールに入らない様にしてください)

※ すべてのプランに診断提出+事前プロファイリングを含みます。
※ 儀式・手法に性的な要素は一切ありません。
※ 別途場所代が発生する場合があります。
Extra は年間で 6 人までとさせていただきます。
※ Extra は 60 分と表記していますが、場合によっては1日以上かかる可能性があります。ご留意ください。

 

Light (15分)

最小限の時間で、思考・行動パターンに対する一点突破の構造介入。精密な観察と誘導によって、最も揺らぎやすい認知の裂け目を突く簡易儀式。

Middle (30分)

自己モデルの複数側面を読み解き、行動設計・反応選択・価値構造のバランス調整を行う。再構成のための準備・投射・応答が展開される標準プロトコル。

Deep (60分)

あなたの “構造” そのものに干渉し、再定義・再予測・再選択のための包括的変容プロセスを実施。

Extra (60分)

非公開技法・秘儀的介入を含む、最上位の再構築儀式。

Q. 対面のみですか?オンライン・セッションはありませんか?
A. 説明の中でも書いている様に、私たちの脳は、他者とのリアルタイムな身体的接触を通じて、神経活動の同調(neural synchrony)を起こすとされているため、同じ空間にいることが重要だと考えています。オンラインでは十分な効果が見込めない可能性があるため、対面のみにさせて頂いています。

Q. 催眠に不安があります
A. 本セッションは、意識の操作ではなく、“構造的注意の再調整”による自己理解の支援です。支配的な手法や外的暗示の使用はありません。

Q. 占いやスピリチュアルな儀式と何が違うのですか?
A. 再現性のある心理診断・神経科学的知見に基づき、すべてが体系的に構成されています。

Q. タロットや水晶を使うと聞いて不安です
A. それらは占いやスピリチュアル的な儀式としてではなく、意識を集中させ、思考の構造を浮かび上がらせるための象徴的な装置です。使用される場合もあり/なしも含めて、すべては観察と構造再編成のための中立的な手段として扱われます。

Q. 継続が必要ですか?
A. 各セッションはその都度完結しますが、人生の変化点に直面した際に "再更新" を目的として再訪される方もいます。