実際に出すかは別としてぼちぼちと催眠レクチャーを作っています。で、その中で被暗示性についての話を少し出そうかとも考えましたが、個人的にそこまで重視していないのでレクチャーに入れるのもどうかなと思ったり思わなかったり…ってことでここで投稿します。

ちょっとした疑問と言いますか、これ意外と勘違いされているのでは?と感じることで、内容自体は割と短めです。

まぁ、現在の定義的に被暗示性は存在しないのですが、まだ比較的使われている概念(?)だと思うので通じることを前提に進めます。

被暗示性は何の指標なのか

そもそも被暗示性が何で決まっているか知ってますか?

少なくとも被暗示性テストの反応の良さでは無いことは既にご存知かと思います。

被暗示性テストとは名前ばかりで実際の被暗示性が分かるわけではありませんしね?(被暗示性をテストするならもう少し多角的なテストを行ったほうが効率的ですし、結局の所、被暗示性テストはパフォーマンス由来のトリックでありあくまでも演出的な側面が強いと言えます)

で、本来の被暗示性を測る試験は俗に言う被暗示性テストと呼ばれるトリックとは違い、普通に催眠誘導をした結果として得られるものです。テストによって8種類だったり12種類だったりしますが、その現象が起こった(反応した)数が多いと被暗示性が高く、少ないと低いという扱いです。

聡明な読者の方はこの時点でお気づきかも知れませんが、被暗示性で勘違いされていると感じる部分がここにあります。

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まとめ

なので、「被暗示性を高めるために〜」みたいなことを言う催眠術師もいますが、そもそも被暗示性ってそういうものじゃないよねって話でした。

そもそも論で言うと、催眠状態が存在すると主張している状態論では被暗示性は変化しないと考えられているため、被暗示性を高める手段が無いはずで… 催眠術師の多くが状態論的な考え方を持っているのに、ここだけ矛盾していることに疑問を持つ人は居ないのかなと…
(催眠状態、トランス、変性意識は基本的に状態論の人が使う言葉)

まぁ、現在の定義では被暗示性の項目はありませんし、既に気にする必要ない話なんですけどね?