寄稿してみない?と誘われてどれ程日が経っただろうか……

どうも初めまして、月ノ風です。なぜ誘われたのかはいまだに良くはわかっていませんが、まぁなんせ自分で思ったことを書けばええんやろくらいの気持ちで今後もちまちま書いていこうと思います。

おそらくはDVDかノートあたりのレビューが多くなるかな……?まぁもそもそと書いていきます。よろしくお願いします。

 

ということでね!まず何を書けばいいのかと悩んだんですよ。何書けばいいんすかと実際に聞きながら考えたんですよ。

最初からなんかのDVDレビューしちゃおうかなふんふふんって思ってたんですけど、まずは自分について知ってもらわんといかんわと

どんなのを好む人なのか知ってもらわないかんわと

そうじゃないとね、レビューも参考になるかどうか分からないでしょうと

 

というわけで、ざっくりと好んでるマジシャンを紹介します。

ルーク・ジャーメイ、ジェームス・ブラウン、ピーター・ターナー、ダレン・ブラウン

この人達が新作を出したら、それだけで買おうって気になります。(日本語で理解できるなら)

他にも実は出したら買おうかな勢はいるんですけど、読者に知らない人もいそうだったり私もそこまで知らない人だったり当たり外れ大きいからチェックはするけど買うかは前向きに検討してからだったり……

他にももう亡くなってしまったから書き辛いって方もいます。別に「好きなマジシャン」って事なら書いても問題ないんですけどね、書く量を少なくするために「新作を出したら迷わず買うかどうか」っていうフィルターかけちゃったんでね。

いや、そうでもしないと本当に書く量が多くなるしジャンルが散らばるんですよ……雑食なんで()

まぁ、これだけでもざっくり伝わったとは思いますけど、好んでる方向性はメンタル系です。

 

というわけでね、メンタルをやりたいんですよ。できるだけピュアよりの。

メンタルっていってしまうとちょっと語弊があるかなとは思いますけど、好みの方向性としてはそうです。

語弊があるって言うのは、別にメンタルマジックをメインにしてるとも言い切れないからで、メンタルマジックの策略とか演出とかそういうのが好きって感じです。

なので、なんかこう、シュパッ!シャッ!キリッ!みたいな、スライトバリバリのビジュアルなマジックってのはどうも合わない。(ビジュアルなのはなんかなぁって感じなので、今後ダンデブだキコだヨアンだと、フラリッシュ的な要素のあるマジックをする人のは低評価気味になるでしょう。というか多分あんまり好んで書かないと思います。凄いと思うし、そういうのも覚えたら実際便利だよなって思いますけど、単純にあまり好みじゃなくて……)

 

カードではセルフワーキングかスタック系をメインにしたくて、あとはまぁレギュラーの仕込みなしでスライトはちょっとしたものってとこが結構好みのポイントだと思います。

「できるだけ手の動きは少ないほうがいい。というかもう触りたくないまである」ってくらいです。

 

そして、やるかどうかは置いておいて個人的に評価したいマジックは、ストーリーがついてくるもの

例えばフロッグ・プリンスやドラキュラのように、物語に沿って行われるマジック

ホリングワースさんが紙芝居のようにできるデックを売ってたみたいですけど、これはやりすぎかな……気にはなるしちょっと欲しいとは思うんですけどね。

最近で言えば、こざわまさゆきさんのten little tricksにあったMagician vs. Gambler vs. Mathematicianは好みです。

手の動きはあっても、ストーリーがあれば邪魔になりにくい。

 

スライトが気に入らない理由って、端的に言えばマジシャンが凄いからなんですよ。

「技術があるんだなぁ、練習したんだなぁ、やっぱりマジシャンって凄いなぁ」って感じで、凄いマジシャンになってしまう。

それをこそ目指してるんだって人もいると思いますが、私がやるマジックの主役は魔法なんです。マジシャンが目立っちゃいけない。

だからこそ、私が目指す動きは静かであるか、自然であるか。動いていても止まって見える独楽のようにというのが一つのテーマになってます。

なんせ目立つような動きはしたくない。

マジック自体が持つ不思議は出来るだけ殺さず、場を支配して作り上げた空気感やマジシャンが持つ雰囲気で不思議を増幅してやるのが現時点での私の理想です。

 

スタックは事前にいくつかの作業を終えていて実際の動きは少ない

セルフワーキングは技術感がほぼない

ストーリーがあれば動きがストーリーに隠れて技術感が減る

こういうものを好んでます。

メンタルが良いっていうのも、ざっくりといえば技法を使った感じがしない物が多いからです。技術で解決してる感が少ない「不思議」が好きなんだと思います。カードのような道具を使うのもいいし、使わずに客が「不思議」を感じられるならそれも良い。

とはいえ、記憶術や超能力のように演者の凄さを見せる類はあまり好みません。

このあたりはまぁ、ざっくり言えば客の記憶にその不思議がどう残るかの問題だと思ってます。

演者不在問題っていうのがあるらしいですね……?良くわかってないんですけど、私はむしろ演者の存在感を薄くしたいのでOOTWみたいなのは結構好きなマジックです。

 

まぁ、こんな感じですかね……割と偏った好みで今後のレビューを書いていこうと思います。

あと、私はマジックに対する知識があまりないので、既存のものだったり有名な物の改案で原案のほうが出来がいいのだとしてもそれを知らないということがありえます。

知識の差で生まれる評価の違いというのはどうしても避けられないものだと思ってるので、先人の諸兄からすると納得のいかない事も度々あるでしょうが、お付き合いください。「お前こういうの好みっていってたけどそれならこっちのほうがいいんじゃないの」って物があれば教えて頂けるととても喜びます……!

あとは……セルフワーキングやビザーマジック系の情報もお待ちしてます。今探してるんです(私用)

 

……お待ちしてますよ!!

 

ということでね、次回はどうしようかな、試しに簡単なDVDのレビューか、もしかしたら今好んでるデックの紹介をするかもしれません。

遅筆の自覚はあるのでいつになるかは分かりませんが、またその内にでも

 

(月ノ風)