ルーク・ジャーメイのメルマガから新商品(PDF)の案内がありました。
最近ちょっとした臨時収入があったので、特に悩まずポチりました。
FOLIE A DEUX
主にPKタッチを扱った小冊子。
ページ数は38ページで、9000字弱と言うやや薄めのノート。
そして…価格はなんと£60!しかも48時間以内の注文だと£60で、それ以降は£75で販売するそうです(発表からまだ48時間経ってないかも?)
高い!と感じるかも?
内容を読み終わってから考えると結構高いですね/(^o^)\
PKタッチというテーマで、本人がネオクラシックという表現をしていたので期待していましたが、彼が以前に発表した原理とバナチェックのを合わせた発展型と言った感じで、両方共知っていると現象説明の段階でやり方の予想が付くというね…
予想は付いたものの、実際にやってみたいと思うような構成だったので、価値は有るのかも知れせん。
原理よりも演者としてのスタンスについての説明が長く、ジャーメイがどういう精神、心構えでそういった演技をしているかが結構書かれています(もしかしたら紙面の余白を埋めるためかもしれませんが…w)
以前発表された手順を知らないのであれば有用ですし、心構え的な物を知りたくて、更に値段との折り合いが付くのであれば購入を検討しても良いかもしれません。
少なくとも私は£60の価値は無いと思いましたし、今後の販売価格である£75だと特別な理由がない限り購入はしないと思います。
トリック・クラス向けコンテンツ
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まとめ
良いところ:現象は面白い。考え方や工夫は参考になる。
悪いところ:内容の割に結構高い。既出ネタの応用なので知っていると新規性は無い。
なお、PKタッチ全般に言えますが、これは更に観客数が多くないと成立しにくいです。正確に言うと、ステージ(或いはそれに近い空間)がちゃんとあって、ある程度の観客数がいることが前提になっています。
PKタッチは前に出た観客は何が起きたか分からないことが多く、他の観客が目撃者となって初めて成立する現象なので、そもそもクロースアップ向けではありません。また現象の雰囲気も相まって、演じる人のキャラや場所の雰囲気にも制限があります。
本気でPKタッチをやりたいんだ!って人以外にはオススメできません!
逆に言うと、セッティングされた空間で多人数を相手にやる人であれば結構使えると思います。問題があるとすれば、この前後のルーティンに困るくらいです。ジャーメイがこれをやっているフルアクトを一度見てみたいですね…