10特性診断

10特性診断

1:全く当てはまらない5:完全に当てはまる の 5 段階で回答してください。

    ※ 結果はあくまでも傾向であり、本人を必ずしも反映するものとは限りません

    評価スコアは高低で傾向を示しますが、高ければ良い・低ければ悪いという単純な話ではないため、解釈には文脈が重要になります。

    以下、各項目について簡単な解説をします。

    ビッグ・ファイブ:

    現在最も信頼されている人格特性を分析する方法の1つ
    (MBTIや16タイプなどの疑似科学とは根本的に別物です)

    外向性(Extraversion)

    • 活発さ、社交性、刺激への欲求を示す傾向。
    • 高い人はエネルギッシュで話好き、低い人は内向的で静かな傾向がある。

    協調性(Agreeableness)

    • 他者への共感・配慮・優しさを示す傾向。
    • 高い人は親切で思いやりがあり、低い人は批判的・競争的であることも。

    誠実性(Conscientiousness)

    • 責任感、計画性、自己制御力を表す。
    • 高い人は整理整頓や規律を好み、低い人は衝動的・無計画になりがち。

    情緒安定性(Emotional Stability)

    • 精神的安定性・ストレス耐性の度合い。
    • 高い人は落ち着いており、低い人は不安や怒りを感じやすい。

    (本来は神経症傾向ですが、そのスコアを反転し、情緒安定性としています)

    開放性(Openness to Experience)

    • 新しい経験やアイデア、美的感受性への関心を示す傾向。
    • 高い人は想像力豊かで独創的、低い人は現実主義で保守的。

    補助項目:

    クリエイティビティ(創造性)とセルフモニタリングもある程度の精度があるため採用しています。他の要素とは違い人格特性ではなくスキル寄りの評価であるため、あくまでも参考程度になります。

    クリエイティビティ(Creativity)

    • 独創的思考、アイデア生成力、新奇な発想への傾向。

    一般に開放性と相関がありますが、人格特性よりも認知スタイルや能力寄りで、実用面での発揮度も含まれます。

    あくまでもクリエイティビティな人との類似性であり、その人のクリエイティビティが実際に高いかは創作活動や実績などアウトプットと併せて見る必要があります。

    セルフモニタリング(Self-Monitoring)

    • 状況や周囲の目を意識して、自分の言動を調整する力。
    • 高い人は社交的適応が上手で、低い人は一貫した態度を重視。

    ビッグファイブの誠実性と似ていますが別の要素で、社会的スキルに直結する反面、他者に迎合的と見なされることもあります。

    ダークトライアド(Dark Triad)

    ダークトライアド(Dark Triad)は、社会的に望ましくないとされる3つの性格特性の総称です。以下の3つが含まれます:

    マキャベリズム(Machiavellianism)

    • 他者を操ることに長けている。
    • 利己的で冷酷、目的のためなら手段を選ばない。
    • 嘘やごまかし、策略を用いる傾向がある。

    ナルシシズム(Narcissism)

    • 自己愛が強く、他者よりも自分を優れていると信じている。
    • 注目や賞賛を強く求め、批判に過敏。
    • 表面的には魅力的に見えることも多いが、共感性が乏しい。

    サイコパシー(Psychopathy)

    • 衝動的で良心の呵責が弱く、冷淡。
    • 他者への共感や罪悪感に乏しく、リスクを恐れない。
    • 攻撃性があり、反社会的行動に走ることもある。

    備考:

    これらは臨床的な精神疾患ではなく、パーソナリティ特性としての傾向を表します。各特性は独立しているものの、相関関係があります。ビジネスや政治の場で成功する一因にもなりうるという見方もありますが、長期的には対人関係の破綻や信頼の喪失を招きやすいともされます。