Craftsman Deck/クラフトマン・デック

職人技(=Craftsman)で作られたデック

世界で一番使われていると言われるカード、「バイシクル・ライダーバック」をベースに作られたマークトデックです。

手作業で加工されているため、仕上げまで含めると1日最大2デックまでしか作れません。

カード・メンタリズムのためのデック

ザ・コード(アンディ・ナイマン)とほぼ同じ性質があり、構造的にはマークスマン・デック(ルーク・ジャーメイ)に近く、メンタル・エフェクトのためのデックと言えます。

そしてこの2つには致命的な欠陥があると感じ、このクラフトマン・デックを作るに至りました。

究極のバックアップとして

上述の通り、メンタル用として作られていますが、究極のバックアップとしても機能します。

カードを引いてから「カードを返さないまま当ててみろ」、カードをデックに戻してから「混ぜさせろ」と、挑戦的な観客がいたとしても、このクラフトマン・デックがあれば問題なく対応できます。

なぜなら、このデックの特徴として、カードを返さないまま当てることが本来の用途に限りなく近いためです。
また、ストリッパー・モデルを使えば更に困難な状況からでのカード当てを演出することができます。

3つの特徴

ライダー・バック

USPC社のBICYCLEライダーバックをベースに作られています。
少し前からライダーバックはデザインの変更が認められず、現在製造されているライダーバック風のマークトデックはほぼ全て、メイデンバックかマンドリンバックとなっています。
クラフトマンデックはそれを出すだけでマークトとではないことを相手に印象付けることができます。

心理学的な配置

ある心理現象を基に配置を決めることで、マーキングが6箇所あるにも関わらず、市販品よりも高い隠密性を実現しています。マークトデックであることを知ったマジシャンですら10分以上発見できないケースもありました。
マーキングは暗号式ではなく、数字と図形のみで表記されており、素早く読み取ることができます。
天地問わず読めるようになっています。

ネモニカ・スタック対応

ネモニカ・スタック時に、そのカードの情報の他、1枚上のカード、スタック内での枚数目の情報が分かります。これにより暗記していなくともネモニカ・スタックを組めるだけでなく、本来暗記が必要な現象を、暗記無しで起こすことができます。
ダイレクトなマインド・リーディング、不可能な状況でのカード当て等に使えます。

製作初期では“Mnemonic Multiple Marked Deck”を名称にする案もありました

デメリット

価格

手作業で加工しているという性質上、どうしても価格を下げることができませんでした。まずは使ってもらうことを考え価格を抑えていますが、それでも市販品に比べ高額となっています。市販品のライダーバックのマークトデックは大凡3500〜5500円が相場で、ハンドメイドタイプでは60ドル以上(7000円前後)となります。
安価なマークトデックをお求めの方はメイデンバックのものが比較的評判が良いのでそちらをご検討下さい。

視認性

マークトデック全般に言えますが、マーキングを視認するためにはある程度の視力が必要です。クラフトマン・デックはマーキングの濃さや大きさは市販品と大きく変わりませんが、心理的に見落としやすい配置になっているため、ある程度慣れていないと見落とす可能性があります。

マジックマーケット2017では一部の方から「欲しいけど、老眼だから…」という意見もありました。流石にこれは改善できませんでした。

ネモニカ・スタック

ネモニカスタックを記憶していなくとも使えますが、記憶しているとより効果的になります。また、ギャンブリング・デモンストレーションがやりやすいスタックであるため、そういった現象をやるにはネモニカの知識が必要となります。そしてネモニカに関する資料は高価です…

カードが1枚でも欠けるとスタックが組めなくなるため、通常のマークトデックとしての運用しかできなくる問題があります。

ストリッパー・デック

テーパーが浅いため、ハンドリングに慣れていないと取扱いに苦戦する恐れがあります。ルーク・ジャーメイ曰くストリッパー・デックは「スーパー・ユーティリティ・ツール」ですが、練習無しで使えるわけではないのでご注意下さい。

気になる方はテーパー加工無しの通常版をご検討下さい。

2つのモデル

通常モデル

テーパー加工がなく、デックスイッチを多用する方向け。またリフィルを1枚単位で取り扱っているため、現場でヘビーユーズをする方におすすめです。

ゴールド・スタンダード、エリート・エディションから選択できます。

※リフィルには個体差があるため、調整して頂く必要があります

ストリッパー・モデル

一般的なテーパー加工(ストリッパー)がされたデック。デランドのオートマティック・デックの構想が最も反映されたものとなっています。

カードロケーションやピークに向いており、メンタル寄りの現象がおこしやすくなります。

バイシクル・エリート・エディションのみの取扱となります。

リフィルについて

通常版に限り、1枚単位での販売を行っています。
バーや飲食店での実演中に数枚濡らしてしまった、観客にサインをさせた、マーキュリーフォールドをした際などにご利用下さい。