ここで言うリーディングは基本的にコールド・リーディングを指しています。

最近は催眠術に関する研究が頭打ちになったこともあり欲しい情報が当面更新されそうにないため、ようやく本格的にリーディングに手を出そうとしています。

催眠の次はリーディング分野に手を出すと決めていたので、ここ1年で色々な資料を集め(ただけで、まだ読んでいないのは秘密ですが…)、更には眉村氏のセミナーなどにも潜入して色々と勉強をしていました。その結果、催眠術とリーディングって凄く似てるなと、これ案外やれるんじゃ…と思ったわけです。

類似点

1. 見立て

催眠術もリーディングも、見立てが最も大事だと言えます。

催眠術は相手の外見や軽く言葉を交わした印象から、どんな種類の暗示が掛かりやすいのかを判断できるのがベストです(実際には現代的な手法では見立てが無くても出来るわけですが、見立てが出来ると誘導が楽になります。)

リーディングでは見立ては最も大事な部分で、コールド・リーディングは話術を除けば、ほぼこの見立ての能力で良し悪しが決まります。

2. 印象とラポール

見た目の印象やハロー効果(威光)、ラポールが大事なのはどちらも同じです。

印象とラポールは相手を説得したり、信じさせる際に必要な要素であるため、こちらから相手に働きかける催眠術では特に重要です。

リーディングでも話しやすい印象があったり、ラポールを築くことで多少のミステイクも良い方に取られる可能性があります。そのため、ズバズバと当てて、その事実によって信頼を得ることが出来る人ではない限り、あるに越したことはありません。

占い師が何故あのような風貌をして、小道具を用意するかって話でもあります。小道具に関しては実用的な部分もあるので、雰囲気作りも兼ねて非常に有用ですね。

3. スクリプトとストック・スピール

スクリプトは催眠誘導に使うセリフのことで、ストック・スピールはコールド・リーディングで使うセリフ集のようなものです。

どちらも用意されたセリフという意味では同質のものですし、相手の反応に合わせて適切な選択をする点でも類似点があります。

古典催眠は硬直から始める基本的なステップを踏襲していくことが多くありますが、現代的な手法では相手の反応に合わせて適切なスクリプトを使い、よく言われるトランス深度とは関係なく、掛かりそうな催眠暗示を優先して使っていきます(その方が効率が良いのと、その他の理由については別の機会に…)。

リーディングでは、ストック・スピールの選択というタスク管理が催眠術よりも大変そうではあります。

コールド・リーディングでは主に7種類の話題(THE SCAM)が取り上げられ、催眠術は4つのサブスケールがある程度のガイドラインになるので、この辺も似ているかと思います。ストック・スピールもスクリプトもこの数種類ある方向性に沿って作るのが効率的です。

まとめ

指示を与えるか、読み取るかで方向は違うものの、通る道はほとんど同じだと言えます。

基本的に押さえておくべきポイントはほぼ同じであるため、催眠術の天才、ミルトン・エリクソン医師もリーディングの名手だったと言う逸話はかなり真実味があります。

こうやってまとめてみると、実際にやれるか別として自分でもできそうだと思うくらいには情報と条件が揃ってきました。後はストックスピールと分岐の部分を考えればといった感じです。

そしてこの、「できそう」って感じは、どの分野でも大事なんですよね…実際の難易度とは関係なく、催眠術だってやってみるまでは出来る気がしませんでしたし、ピックポケットも同じくやってみるまではほぼ不可能だと考えていたくらいです。

「リーディングもやるよ」という日は案外近いのかも知れません。

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