はじめまして、剣太郎です。

まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。

現在イギリス留学中の大学生で、日本にいた時はマジックバー手品家に出演していました。大学入学後にマジックに興味を持ち始めたためマジック歴は2年弱と、知識・技術共にまだまだひよっ子でございます。そんな新参者ですが、せっかく海外にいるので日本では経験できない・簡単には行けないイベントやヨーロッパのマジックショップ等を訪れ、このサイトでレビューしていければなと思います。

イギリスのマジック事情

Brexitをはじめ激動の時代を歩んでいるイギリスですが、マジックの文化は盛んなように感じます。デパートのおもちゃ売り場に行けば必ずと言っていいほどマジック商品が置いてありますし、マジック関連のイベントも盛んに開催されています。イギリス人にマジシャンについて聞くと一番に挙がるのはDynamoの名前です。テレビでのパフォーマンスのインパクトが大きかったらしいです。また最近ではイギリスの人気番組Britain’s Got Talentに日本人マジシャンのSORAさんが出演し話題になっていましたね。

Houdini’s magic bar in Canterbury

私が留学中の大学はLondonから南東に電車で2時間弱移動した場所にあるCanterburyという街にあります。街には”Houdini’s magic bar”というマジックバーが一軒あり、夜になると地元の人達がお酒とマジックを楽しみに集まります。時間無制限&マジック見放題ということで、極端に言えば開店から閉店までいてもビール一杯の値段でずっといられることになります。

ただし注意点はいくつあります。イギリスという国がそもそも未成年飲酒に厳しいため、お酒を提供するバーでは100%身分証の確認があります。お酒を頼まないとしても、未成年はバー内に滞在することすら出来ません。そこらへんはかなりシビアです。私自身も初めてそこのマジックバーに行った際は身分証を所持していなくて泣く泣く帰る羽目になりました。特にアジア人は若く見られやすいため25歳以下の人は必ずパスポートもしくは免許証を持っていきましょう(それ以外の身分証は基本NGです。学生証もダメでした)

無事に飲み物をカウンターで注文したら椅子につきます。十数人の専属マジシャンがいて、毎日1~2人のマジシャンがバーに出演します。基本はテーブルマジックですが、お客さんの人数が増えてくるとパーラーショーも演じてくれます。ショーのタイミングは時間ではなくお客さんの様子を見て決めているそうです。本当にチャージ代も何もかからないためマジシャンに直接チップ(1~10ポンド=140~1400円くらい)を渡すお客さんも多く見受けられます。自分の帰りたいときに帰るスタイルで、30分だけいるお客さんや閉店までお酒を飲んでワイワイ楽しんでいるお客さんもいます。

一回目は身分証を忘れて入れなかった私ですが、二回目はきちんとパスポートを持って訪れました。この時、私のイギリス留学に大きな影響を与えてくれることになるマジシャンに出会いました。そこのマジックバーで働いているマジシャンDave Loosleyです。彼はAlakazam Magicという(皆さんご存知かもしれませんが)イギリス最大級のマジックショップの運営メンバーでもあります(Mystique Colour Changing Deck、Infexion、Expansion Blueといったマジック商品も出しています )。彼と仲良くなった私はAlakazam Magic Clubという月に1回のマジックサークルに誘われ、本来経営学を学びにきたはずのイギリス留学がマジック留学となるその第一歩を歩みはじめることになったのです。

Alakazam Magic in Ashford

イギリスのAshfordにあるAlakazam Magicというマジックショップはオンラインショップだけでなく店頭販売もしており、さらに地元で月に1度マジックサークルも開催しています。マジックのDVD等を買っている方ならここの商品を買ったことのある方も多いと思います。多くのマジックDVDの解説をしているマジシャンが実際にスタッフとして実演販売をしています。そのため商品について質問をするとかなり詳しい説明や実践的なアドバイスを貰えるのがこのお店の大きな強みだと思います。

また、海外からでも質問は可能でショップページの下の方にある吹き出しマークをクリックするとスタッフと直接メッセージのやり取りができ、メールを送るよりも遥かに簡単で素早いレスポンスが返ってきます(本当に1,2分で返信が返ってくることがよくあります)。商品のジャンルも幅広く、再入荷のスピードも速く、新商品のレビュー動画もいち早くYouTubeに載せてくれる素晴らしいマジックショップですがやはり英語ができないと快適な利用は難しいかもしれません。ですがショップのページはウィンドウショッピングのような感覚で見たりする分には英語がそこまで出来なくても楽しめるような構成になっています。日本にまだ入荷されていない最新の海外商品を見つけたい方にもおすすめです。

一度ショップの会員登録をすれば、週に一度送られてくる商品紹介のメールマガジンに加え、時折マジックの解説動画が無料でダウンロードできることもあります。また週に一度(確か火曜日か水曜日)の会員限定のLive放送ではマジック商品のプレゼントも行っているので登録ぐらいはしてても損はしないかなと思います。

ちなみにAlakazam(アラカザム)と聞くとポケモンを思い出す方もいるかもしれませんが、Abracadabra、Hocus pocus、Open sesame、Shazamと似たような一種の呪文の言葉のひとつだそうです。

ここまで書くともうお分かりかもしれませんが私はこのショップについてやたらと詳しいです。大学のマーケティングの授業のレポートでAlakazam magicをとりあつかい、スタッフのDaveにインタビューをしたためです。イギリスのマジックショップの情報の需要がどれほどあるのか分からないため今回は詳細までは書きませんが、またもし機会があればこのショップについてもう少し詳しく書きたいと思っています。参考程度に店内の様子を撮ってきたので載せておきます。

(↓クリックすると拡大されます)

Alakazam Magic Club

Alakazam Magicは2015年に地元のマジシャンの交流を目的としたソーシャルクラブを立ち上げました。年会費35ポンド(5000円弱)で、会員になると月に1度開かれるクラブの参加費が毎回半額になります。毎回クラブの参加費はゲストとしてだと10ポンド、会員なら5ポンドになります。Peter NardiをはじめAndy SmithやDave Loosleyがクラブの役員を務めます。毎回クラブには世界各地からゲストマジシャンが招かれます。毎回参加人数はばらばらで20~30人程度でしょうか。私は昨年10月から参加したためMickael ChatelainやBoris Wildのレクチャーに顔を出す事が出来ました。そちらのレビューの方も後々書いていく予定です。

日本のレクチャーと違い、時間があまり決まっていません。適当に始まってゲストマジシャンが満足すれば終わる、そんな感じです。参加者は皆地元のマジシャンなので帰りの心配がないのでしょう。私は帰宅に1時間かかるため毎度帰りの電車の心配をしなくてはいけません泣。ゲストマジシャンはレクチャーの他に自身のマジック商品を持ってくることがあります。レクチャー会価格なのでお買い得になっています。飛び入り参加でも10ポンド(1400円くらい)でかなり大ボリュームなレクチャーを受けられます。月の最終火曜日にもしイギリス(ケント地方)に行く機会があれば寄ってみるのもありだと思います。私はアジア人1人でしたが皆さん暖かく迎え入れてくれました。インターネットで『Alakazam Magic Club』と検索すれば一番上にホームページが出てきます。そこのページから『events』の欄を見ればその月のゲストマジシャンが誰なのかがわかります。

「安い&大ボリューム&アットホームな雰囲気」の大変価値あるマジッククラブです。是非一緒に参加しましょう()

International Magic Shop in London

赤い扉が目を引く、50年以上の歴史がある老舗マジックショップ。ロンドン市内にあるので旅行の際にふらっと寄ることができます。おじいちゃんマジシャン二人が出迎えてくれます。二人のうち一人は侍の防具セットを家にコレクションしているほど日本が好きなおじいちゃんマジシャンで、気さくにマジック商品の紹介をしてくれます。

品揃えは悪くないですが、最新のマジックはあまり入荷していません。逆に宝探しのような気分で商品棚を見てみると、古き良きマジックがみつかるかもしれません。ちなみにこのお店オリジナルのマジックDVDシリーズもあり、オススメらしいです(笑)

外観(クリックして拡大)

Davenports Magic Shop in London

一番交通の便が良いのはこのショップだと思います。Charing Cross駅やトラファルガー広場から徒歩すぐです。(ただ地下に入り口があるため初めて行くときは少し迷うかもしれません)

ショップははっきり言って品揃えはよくありません。ですが店員さんは親切に色々と教えてくれます。観光地からも近いので覗いてみる価値はあると思います。

まとめ

さて、今回ははじめての投稿ということで私が実際に行ったことのあるイギリスのマジックショップやバーについて書いてみました。予想以上に長くなってしまい最後は駆け足での紹介となってしまいましたが。。汗

次回以降、ヨーロッパ各国のマジックショップやマジックイベントについて書いていこうと思っています。私自身のマジック知識が浅いため読者の皆様に満足いただけるような内容が書けるかわかりませんが何か話のタネになるようなことが書ければなと思います。

 

それでは、また!

 

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