マジックやメンタリズムを演じる上で困るのがネタの数では無いでしょうか?

私も先日のイベントではストリートが初ということでネタの準備に困っていました。

 

アウトライン

  • とあるプロフェッショナルの話
  • アマチュアとプロのネタ
  • 超会議で実際にやったネタの数
  • ギミックや小道具を使うメリット/デメリット
  • 汎用ギミックと単機能ギミック
  • 原理系マジックの利点と欠点

 

とあるプロフェッショナルの話を最初にしましょう。

確かカードマジック大事典に記述があったとはずですが、マジック・キャッスル(ラスベガスにある会員制マジッククラブ、Academy of Magical Artsのこと)の出演マジシャンで、持ちネタが6つしか無いという人がいたそうです。

(まだ現役かは調べていないので分かりません)

 

ここにアマチュアとプロフェッショナルの違いがあると思います。

プロフェッショナルは決まったネタを多くの人に見せますが、アマチュアは決まった人に多くのネタを見せると言われています。

 

このことから、実はアマチュアの方がネタの必要数が多いわけです。

知人相手に演じる場合、毎回同じマジックをする人は私以外にはあまりいないかと思います(笑)

 

そのような環境ではなく、ショーとしてやる場合は完成度の高いネタが6つもあれば世界最高レベルのステージに問題なく立てるというのは一種の福音では無いでしょうか?

 

ここで先日あったニコニコ超会議での話をまた引っ張ります。

(ニコニコ超会議はある意味私にとってインパクトの強い出来事だったの暫くは話題にしますので悪しからず!)

 

ニコニコ超会議のブースに句読点として出演し、そぉてんさんと一緒にマジックと催眠術をやったという話は以前の投稿でも既に触れました。

 

今回この投稿をするにあたり、2日間通してやったマジックのネタを数えてみた所、そぉてんさんは7ネタ、私は4ネタという結果になりました。

 

これは毎回のショーでやったネタの数では無く、2日間通してやって全体の数の話です。

全部で6回やり、基本的にほぼ毎回同じネタをやっていましたが、毎回見る人が違ったので問題なく成り立っていました。

 

特に私の場合、現象だけで言えば1.5ネタしかやっていなんですよね…

やったのはすべてカード当てで、0.5は申し訳程度のカードの移動現象でした。

 

ネタは6個あれば問題ない。

 

ここからは、選ぶネタについて少し触れます。

人によっては仕掛けのある道具は一切使わない人もいますが、はっきり言って人前でずっとやるにはそれだとシンドイと思います。

 

ギミックを使うメリットは、少ない労力で最大の効果を得られるところにあります。

 

たまにギミックにスライハンドで再現できる現象を起こすものがありますが、私としてはそれはギミックの意味がないと思っているので、そういうのは使いません。

 

ギミックのデメリットはタネを知られていると効果が無いということ、不可能性の高さから真っ先にギミックを疑われること、セットアップが必要なものがあること、この3つだと思います。

 

ギミックを使用する際は、予定のルーティン数よりも多めのギミックを持ち込むようにしています。

 

もう1つギミックや小道具で気をつけることはトータルバランスで、大道芸的に見せるのであれば単発で見せるケースもあるのでそこまで気にしなくても良いのですが、ルーティン、一連の流れがちゃんとあるモノを演じるのであれば気を使うべきだと考えています。

 

極端な例ですが、面白いからと言ってメンタリズムをやっている合間に鳩を出してもチグハグになるのは分かるかと思います(キャラクターによっては問題なかったりするので一概には言えませんがね…)。

 

更にリセットの問題もあります。

マジックを演じるごとに間を取れるのであれば、多少セットが面倒なやつでも問題ありませんが、テーブルホップや次から次へと人がくる状況ではリセットはなるべく楽なモノを使ったほうが良いです。

 

ギミックと言っても汎用性の高いものと単機能の物があります。

後者の方がより現象が強い傾向があるるのですが、タネが割れた時のリスクが高いという特徴も兼ね備えています。

 

汎用性ギミックはスレッドやコインのシェル、ストリッパーデックのようなトリックデックがあります。

1つ持っていれば色々と出来ますが、扱うのに多少の訓練がいりますし、どちらかと言うと補助的なギミックです。

 

単機能ギミックはリンキングリング等、テンヨーが出しているマジックグッズの大部分と言えば想像しやすいかもしれませんね。

 

リンキングリングは単機能ギミックにしては扱いが難しいものの、単機能ギミックのほとんどは少しの練習で出来るものが多いですし、演者の能力がいらない場合ですらあります。

仕掛けと現象が直結していることが多く、現象の演出の差はあれど誰が使っても大体同じコトが起きます。

イリュージョンに使う道具もほとんどが単機能と言えます(かなりの熟練とチームワークが必要ですが…)

 

どちらが優れているということは無いものの、汎用性の高いギミックの方がとっさの状況に対応しやすくはあります。

 

 

最後に原理系について軽く。

 

ギミックとは少し違う分野で原理系と俗に呼ばれるものがあります

セルフワーキングマジックと呼ばれるものもこちらに含まれます。

 

これは特定の順番に並べたカードを使ったり、数理的な原理を使うもので難しいトリックがほぼ要らないマジックで、初心者や本格的なマジックを知らない人でも、セルフワーキングであればいくつかは知っていることもあります。

 

これも利点と欠点はギミックとほぼ同じで、少ない労力で現象を起こせるがタネを知られていると全く使えない点、リセットに時間が掛かる点があります。

 

ギミックよりは現象が弱いことが多いのですが、適切に使えば十分に驚かれます。

セルフワーキングについては今後書くかもしれません。

 

結論:

ネタは6個用意していればとりあえずはなんとかなるが、ギミックや原理系を使う場合は少し多めに用意したが良い。

 

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