マジックをする時に、気になる言葉や言い回しがあります。

 

例えば「タネも仕掛けもありません」と言うセリフ。

タネも仕掛けもないと言われると、本当にないのか?と言われたことを疑ってしまう場合があります。言われなければ全く気にも留めなかったことが、言われることで意識してしまうのです。

非常に勿体ないです。お客さんに何か聞かれたときや、マジシャンが相手の場合に本当に何も仕掛けがないという事を示す意味で使用するのなら話は別ですが、個人的にはこれほどまでに蛇足となるセリフはないのでは無いかと思います。

 

また、一度見たことがあるのですが「東大生で~」「今東大の~」とやけに東大推しをする人が居ました。

ただ…東大をやたらと推していた印象しか無く、どんなマジックをしていたかも思い出せませんし、お客さんの反応も対して良くなかったです。東大を推してた割にしょぼかったと言っても過言ではありません。お金を取ってやるセミプロと言っていましたが、あれでお金を取れるのであれば知人の某マジシャンは一体いくらで請け負っているのでしょうか…10倍位上乗せしても足りないくらい印象の差があります(あくまで私の受けた印象ですが)

確かに頭がいいことは分かりますし、私にはとてもじゃないけれど東大なんて目指そうという気にもならなかったので十分にすごいと思うのですが、個人的にマジックをする時にステータスは必要なのか?と思いました。

 

有名なところで言うと、ルーク・ジャーメイなんかは経歴を発表していませんよね。彼はすごく不思議なマジックをしますし、怪しい雰囲気があるように感じましたが、その上経歴が分からないと聞いて、怪しさが更に増しました。

また、世界ランキングで東大よりもかなり上の大学(2017年調べ)に通っていた人も知っていますが、マジックの時はおろか私生活でもあまりそのことを口にはしません。そしてその人も怪しさと不思議さがあります。

「マジックにステータスは関係ない」という事です。むしろ公開しないことによる怪しさがあります。

非常に頭が良いというイメージを持たせ、マジックに過度の期待を抱かせてしまった結果、すごいマジックをしても微妙に見えてしまうという事もあります。ステータスを公開することにあまり意味がないのです。

賢いマジックより面白いマジックを見たいに決まっていますよね。

 

強いて言うのならレクチャーノートを出すときや、何か自分の知識を売る際に実績が無いのであれば、自分自身のステータスを売りに出すという方法ならまだ良いと思います。

 

 

また、これは使用した方が良い場合とそうでない場合があると思うのですが「今からあなたの選んだカードを当てます。」「あなたの選んだカードが一番上にあったらすごいですよね?」とあらかじめお客さんに現象を伝えるようなセリフ。

こういったセリフは不思議さよりもすごさが前に出てきてしまうので、不思議さを求めている人はあまり使いません。凄さや楽しさを求める人が良く使っているような気がします。お客さんの反応を引き出すために、大道芸人の人が使っているのも見たことがあります。

マジックを面白さや凄さを演出するための一つの手段として考えている人がこのセリフを使うことは効果的だと思います。逆に、不思議なマジックを見せたい人はあまり使わない方が良いと思います。起こる現象の予想が出来てしまって、「本当にそうなった!すごい!」という反応になってしまうからです。

これは完全に好みや演じるキャラクターの問題だと思うので、良い悪いというよりは、セリフに悩んでいる方が受け取る側のイメージとして参考にしていただければ…。

 

 

マジックを演じる際のセリフと言うのはあらかじめ決めておいている人が多いようです。かっちりと決めていなくても、大体の流れは決めておくと聞いたことがあります。

意外とセリフで左右されるマジックの印象、自分の目指すキャラクターによって使い分けていくことが必要なのかもしれません。

 

(Alice)

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