WF-1000XM3 と AirPods Pro の比較

完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンで比べられがちな2つを両方使用したので比較レビューをば…

完全ワイヤレスイヤホンとは

左右をつなぐケーブルがなく、それぞれ独立したタイプのイヤホンのこと。

同じくBluetoothで接続されているものの、左右がケーブルで繋がっている物は「Bluetoothイヤホン」と呼ばれているようです。

ノイズキャンセリングとは

ノイズをキャンセルする機能のことです(ぉぃ)

全般的に言えますが、イヤホンタイプはヘッドホンタイプよりもノイズキャンセリング性能は落ちます。これはもうモジュールの大きさの問題によるスペック差なので、ヘッドホンと比べるのはよくありません。

スマホやオーディオ向けの物は安全のため可聴域が完全に聞こえなくなることはなく、連続性のあるノイズを低減する効果がメインとなります。(完全なノイズキャンセリング機能が欲しい方は航空機用のヘッドセットなどを…って多分そこまで欲しい人は無いと思いますが…)

連続性のあるノイズってのは電車の音やエンジン音などですね。

WF-1000XM3

2019年にソニーが出した、完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン。

元々BOSEのヘッドホンQC35を使用しており、ノイズキャンセリング機能付きで小さいのを探していてこれに行き着き、販売されてすぐに予約して購入しました。

使い勝手はそこそこ良く、音質も良い優等生でした。ノイズキャンセリング機能もBOSEのQC35ほどではありませんでしたが、そこはヘッドホンとイヤホンがそもそもサイズが違うためスペック差があるのは仕方ない部分でもあるのかなと… むしろ、このサイズにしては結構よく効いている方だと思いましたね。

良いところ

音質とノイズキャンセリング能力は普通に良いです。ラグも少ないです。

形的にも何かに干渉して耳から落ちるってことがほとんどありません。AirPods Proは形状的に先端がマフラー等に当たって落ちそうになるので、そこが優れているかなと。

微妙なところ

通話品質、マイク性能が微妙すぎる。

これが原因で父親に譲りました…(゚∀゚)

これは私の用途としては致命的でしたし、試聴してた時もこの問題に思い至らなかった自分のミスでもあります(BOSEは通話時の音質もかなり良い)。

印象としては、「音楽を聴くため」と「ノイズキャンセリング」に特化しており、ラグはPUBGをやっていてもそこまで気にする必要がないレベルまで少なく、よほど反応速度が必要なゲームではない限り快適にプレイできます。動画を見る程度なら全く問題ないと言えます。

普段音楽を全く聞かない私の用途に合わなかっただけで、スペック面から見ても素晴らしいイヤホンだと思います。

AirPods Pro

Appleが出したイヤホンの3代目ですかね?

以前の投稿に簡単なレビューがあるため、そちらを参照くださいm(_ _)m

比較してみた

AirPods ProWF-1000XM3
音質
ノイズキャンセリング
音質・NCの調整
専用アプリ使用
通話(マイク性能)
外音取り込み
Siri
Google Assistant
サイズ
接続性・初期設定
iPhoneの場合◎
設定の容易さ
iPhonの場合◎
操作感圧式タッチセンサー
誤作動(の少なさ)
Qi(ワイヤレス充電機能)
耐水性能IPX4
(防滴)
バッテリー
(NC使用時)
4.5時間
24時間(ケース充電)
6時間
24時間(ケース充電)
イヤーチップ3サイズ2種類の素材が3サイズずつ

音質:WF-1000XM3が優勢

これはもう設計思想からして音質にこだわった製品になっていると思われます。

アプリで音質の管理ができますし、イヤーチップの素材が2種類入っているため、ソフト・ハード両方から好みにカスタマイズができます。

NC(ノイズキャンセリング):WF-1000XM3がやや優勢

アプリでノイズキャンセリングの強さなどを細く設定出来るので、そこも優秀だなと。

AirPods Proは静かな環境ではホワイトノイズが若干気になります。(そもそも静かな環境ではノイズキャンセリングが要らないだろ!ってツッコミが聞こえてきそうですが…)

マイク性能:AirPods Proの圧勝

SONYのは通話させる気がないのでは?ってレベルで、父親に譲った最大の理由になりました。
(父は通話機能要らないとのことだったので、バッテリー時間が長く音質の良いSONYのが合っていたようです)

外音取り込み:WF-1000XM3が便利

長押しタップしてる間だけ音量が下がり、外音を取り込む機能が地味に便利です。

AirPods Proは長押しで外音取り込み⇔ノイズキャンセリング(設定でオフ)が切り替わるだけなので、とっさに聞きたい物がある時は少し反応が遅れます。

サイズと重量:AirPods Proが小さくて軽い

機能やスペックに影響するため小さい方が良いってわけではありませんが…AirPods Proの軽さは感動するレベルです。ただ、AirPods Proはデザイン的にマフラーなどが当たるので冬場は少し注意が必要になります。

WF-1000XM3の方が形的に外れにくい気がしていますし、重量もそこまで気になるほどではありません。

操作性:AirPods Proがやや優勢

感圧式とタッチセンサーの差ですね。感圧式なので髪の毛が邪魔で操作できないってこともありませんし、手袋をした状態でも問題なく操作ができます。女性向きかも?

タッチセンサー方式は間に障害物(髪の毛など)があると押せなかったり、耳元に手を伸ばした際にうっかり当たって誤作動を起こす問題があります。ただ、曲送りなど連続で操作する際はタッチセンサーの方が楽なので、WF-1000XM3は音楽鑑賞向けだなと。

読み上げ機能:WF-1000XM3の優勢。

AirPods Proはグーグルアシスタントに対応しておらず、Message以外の自動読み上げはしてくれません。

LINEやTwitterの通知の読み上げが欲しい場合はグーグルアシスタント対応のイヤホンが必要です。

Siriはどちらも対応しています。

接続性:同じくらい

ただし、iPhoneユーザーであればAirPods Proの方が初期の設定などが簡単です。また、AirPods Proは耳の密閉テストがiPhoneのデフォルト機能で出来るため、適切なイヤーチップを選びやすかったり…

電車や人混みでも使用していますが、接続が切れることはほとんどありません。切れる時はどちらもほとんど同じ状況で切れているので接続の強さや安定性は大きく変わらないと考えられます。

バッテリー周り:同じくらい?

本体のバッテリー持続時間はサイズの関係もありWF-1000XM3が長いのですが、Qi(ワイヤレス充電)に対応していません。トータルで見たら同じくらいですかね?

耐水性能:AirPods Pro(2020年3月11日追記)

そういえば、この項目を書くのを忘れていました…

AirPods ProはIPX4相当の耐水性能があります。防滴くらいですが、運動中に出る汗くらいは防げるので、運動する人はこちらの方が適しているかと思います。

なお、WF-1000XM3は耐水性能については全く言及されていないため、無いと考えられます。ちょっとした水滴くらいなら平気かもしれませんが、運動する際や汗っかきな人は気をつけた方が良いかも知れません。

総評:

  • WF-1000XM3は音楽鑑賞に特化した、正しくイヤホンなアクセサリー
  • AirPods Proはデバイスのアクセサリーとしてのイヤホン

設計思想がまず違うと感じました。そのためユーザビリティはiPhoneユーザーという条件であれば圧倒的にAirPods Proが優秀です。

迷っている方は用途と好みで決めるしかありません。

ちなみに、AirPods ProはiPhone専用と思われがちですが、Androidでも専用のアプリで使えるようです。

なお、ほぼ全ての機能においてヘッドホンタイプよりは劣ります。これはサイズ差からくるスペック差なのでどうしようもありません(゚∀゚)

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