レビュー?”Something From Nothing”

簡易レビューになります。

昨年末頃に発表されたLuke Jermay(ルーク・ジャーメイ)による”Something From Nothing”。

もうレクチャーを買うの控えようかな?と思っていた矢先にその決意をいきなり崩しに来たレクチャーです。(※ジャーメイが好きなので出たらとりあえず買うスタイルで、Vanishing incから出たタロット・ルーティンも注文してます。後者は月末には届くはず…)

Something From Nothing

ルーク・ジャーメイが行っている、ショーのオープナー。

サイコロジカル・フォースと暗示を利用して、場の雰囲気を気分を上げつつ適切な観客を選ぶ方法…と言ったところでしょうか…

今回も相変わらず強気価格なわけですが、ぶっちゃけ殆どの価値がスクリプトと音声ファイルにあるため英語圏の人でないと恩恵に預かれない気がしています…。

アイディアとしては目新しさは…実のところそんなに無いですかね…似たようなオープナーを考えていたので、「あぁ、ジャーメイもやるんだ…」くらいの感想です。最近でも某番組でイギリスのメンタリストが別の現象で似たようなことをやっていましたし、イギリス・メンタリズム界で流行っている手法なのかも知れません。

ちなみに、私と彼の大きな違いは、◯◯を自分でやるかどうかって部分だけです。根幹に関わるので、伏せた上に超ボカしていますが…個人的にそこは自分でやらなくても良いかなと思うわけです。日本にはそれを専門的にやるプロフェッショナルがいますし、ちょっとコネがあれば外注したほうがクオリティ的に良いものが作れそうです。

メリット

  • 演者が楽(物理)
  • 演者が楽(精神)
  • 観客の選別がしやすい

ここ数年のジャーメイのレクチャーを読む限り、ショー催眠のようなオープニングを好んでいる印象があります。多数の観客の中から被催眠性が高い観客を選ぶのに近い方法を使い、トリックを併用して現象を起こしつつ扱いやすい観客も一緒に選ぶ感じです。

個人的にも被催眠性の高さとサイコロジカルフォースの反応率は相関性があると考えていますし、凄く効率の良い方法だと思います。一旦ルーティンが出来上がってしまえば、かなり楽ができそうなアプローチです。

デメリット

  • 環境と製作
  • コスパ
  • 英語スクリプト

ある物を最初に作る必要があるわけですが、製作が面倒かも知れません。それなりの環境を作るか、借りられるなら借りて作る必要があります。本人は◯◯でやっても良いと言ってますが、日本人の観客はその辺うるさいかも知れないので、やはりクオリティは上げたほうが良いかなと。

それと、これを運用する場合確実に必要になるものがありますし、最低限ちゃんとしたステージ的な環境が必要になります。もっというと照明設備がちゃんとしてないと厳しいので、「舞台」そのものかスポットライトがある環境が欲しい所です。ついでに照明さんとの打ち合わせも必須になりますね。

コスパについては製作・運営コストもありますが、普通にレクチャーが高いと思います!

既に述べたように、ルーティンで使われるフルの英語スクリプトがジャーメイの音声ファイルと併せて付属しています。ちょっと暗示的な話が入るので、英語を単純に翻訳して使えるかはなんとも言えず、日本語でやりたい人にはそこまで得るものが無いかも知れません(外国語のレクチャーノートを買う人は、そもそもそこを気にしないかもしれませんが…)

最低限の原理が理解できて、ある程度催眠術の知識がある人ならスクリプトは自分で組めるはずです。

まとめ

舞台でやる機会があれば是非導入したいですね!

ルーティンを作れる要素が地味に整っているので、仮組みだけしてようかと思っています。複数の現象がセットになっており、それぞれを単独で見た場合「舞台」でなくても成立するため、個別に試すのもありかと…

なお、持ってなかった”CARTOMANCY”がセット割引されていたのでポチりました。そのうちレビューするかも知れません。ちなみに、これ読んでから長年の謎だったジャーメイが使っているタロット・デックの由来が分かってちょっとテンションが上りました(゚∀゚)

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