メンタリズム&メンタル・マジック用語集:人物編(適当注意)

初心者でメンタル系に手を出す人はいないと踏んで【初心者向け?】は抜きました。

メンタリズム

心霊商法詐欺師が使っていた手法をパフォーマンスで行う際に使われる名称。言葉としては「メンタリスト」の方が100年ほど先に存在している(諸説あり)

『グランド・イリュージョン』の登場人物メリット・マッキニー曰く「ほとんどトリックで少しの科学、経験に基づく推測が最も適切」。

日本では「心理学的」なイメージが非常に強いため、心理学を勉強すればできると勘違いしている人も少なくない。これは以前に信じられていた「霊による現象」が現代になり、より説得力のある「心理学による現象」に置き換わったに過ぎず、実際に行われていること(原理や手法)に大きな変化は無い。

メンタリスト

メンタリズムを行う人。もともとは心霊商法詐欺師を意味するため、ダレン・ブラウンの番組や『MENTALIST』が流行るまでは海外でも自ら名乗る人は多くなかった(或いはマジシャンがメンタリズムの解説をする際に、区別して使われる等)。なお今でも皮肉や侮蔑的な意味で使われることがあるため、海外に行ってメンタリストを名乗る際はそれなりの覚悟必要になる可能性も…

また、占い師や霊能者、スピリチュアリストも広義のメンタリストに含まれるが、ここでは特に触れない。

著名なメンタリスト(敬称略)

ダレン・ブラウン

自称“サイコロジカル・イリュージョニスト”。世界最高のメンタリストと呼ばれるが本人はメンタリストを名乗っていない。“Devil’s picturebook”というカードマジックのレクチャーDVD出している。元々催眠術師として活動し、後にマジックを覚えたと著書で語っている(ただし、別の番組では小さい頃からマジックの本を読んでいたという話もあるため、プロとしての活動の順序が催眠術→マジックであり、覚えた順番はマジックが先の可能性も)

メンタリストDaiGo

日本でメンタリストと言えばこの人。元某大学奇術愛好会所属、ステージでのパフォーマンスを見たM氏にスカウトされ、当初はエスパーDaiGoという名前でテレビに出始めた。コインマジックが超上手いらしい(伝聞)。一時期は催眠術もやっていたとも。日本において「メンタリズム=心理学」という印象を広めた人。

ヘクター・チャドウィック

ダレン・ブラウンのブレーンを何度か務め、最近だと”THE PUSH”の脚本等を書いていた。自称「セミリタイアしたマインドリーダー」。メンタルマジック・メンタリズムの専門家と思いきや、本人は大のカードマジック愛好家であり、超上手く、レクチャーも出している模様。

イアン・ローランド

著書『コールド・リーディング』で有名。メンタル特化と思いきやカードマジックのプロット「ACAAN」でも高い評価を受けていたりする。『コールド・リーディング』でも多くのマジシャンの推薦文があるため、そこでもマジック界隈の人だと分かる。

ルーク・ジャーメイ

マインド・リーダー、サイキック・パフォーマーを名乗る。リーディング・オンリーのショーをする本格派でありながら、ディーリングやフォールスシャッフルを駆使するカードマジックのレクチャーも出していた。

ティモン・クラウス

ドイツのメンタリスト。PVを見る限りカードやコインも扱えるようだが、実際のショーではやらない。別名義でレクチャー活動も行っている。本名がピュアスキル系、別名義がトリック系という印象。バックバンドを付けてショーを行う珍しいスタイル。催眠術をやったり、最後にハンドパンの演奏をしたりと独特な演出が目立つ。日本のテレビ番組に「超能力者」的な立ち位置で出演したこともあるため、非マジシャン・非メンタリストの日本人でも知っていることがある。

トルステン・ハーフェナー

著書が日本でも売れたドイツのメンタリスト。有名なルーティンがボリス・ワイルド考案のカードマジックだったり、ショーのトリネタに古典的なカードマジックを行う人。ドイツの番組でやらかしたため主に海外で活動している模様(伝聞)。

オズ・パールマン

本人は”Magician & Mentalist”と名乗っている。カードマジックのレクチャーDVDを出しているせいか、マジシャンのイメージが強い。

マーク・チャンダウ

“HARPACROWN”“TOTALLY FREE WILL”の著者。父親がコインマジシャンで、本人も元々はコインマジックを専門的にやっていた。技巧を駆使するメンタリズム的現象が多い。

リチャード・オスタリンド

アメリカのメンタリスト? 元々はバンドマンであり、ライブの途中で催眠術をやり始めたことがきっかけでマジシャンになった人。日本の番組で「超能力者」として出たこともある。マインド・ミステリーズ・シリーズでは、催眠術とスプーン曲げを組み合わせていたり、普通のマジックの解説もある。最初はダレン・ブラウンを批判していたようだが、最終的に本人もメンタリストを名乗り活動をしている。

アンソニー・オーウェン

ダレン・ブラウンのブレインを務めていた。カードマジックの作品も多い。

マーク・スペルマン

海外のオーディション番組で有名になり、日本の番組でも取り上げられた人。古典的なトリックを用いたメンタル・マジック、メンタリズムが多い。最近は”Magician X”として覆面を被って活動をしていた(後にマスクを脱いで正体をばらしている)。

ピーター・ターナー

PKタッチや道具を使わないピュアスキル系や催眠術風のトリックや現象で素晴らしいアイディアを発表している。やはりカードを使った現象もやる。

バナチェック

大学の機関で3年の調査を受け「本物の超能力者」と認定された後、全てトリックだったとばらした人。著書のサイコロジカル・サトルティ・シリーズやDVDのサイ・シリーズは多くのメンタル系マジシャンやメンタリストに影響を与えた。

キース・バリー

イギリスで最も成功したと言われる催眠術ショーを行ったメンタリスト。ただし、本人は催眠術が出来ないと来日時に暴露している(伝聞)。つまり彼のショーは正しい意味でのステージ催眠と言える。テレビ番組では目隠しでの運転などのスタントも行った。

スパイディー

スパイダーマンの愛称ではない。シン・リムが推薦文を書いた催眠術のレクチャーが有名。催眠術師として主に活動しているようだが、某番組ではメンタリストとして出演しブックテスト等もやっている。またマジックに関するレクチャーも幾つか出している。

セオドール・アンネマン

大凡100年前のメンタリスト。彼の考案した手法や現象は現在も使われており、彼以降のメンタリストに多大な影響を与えた。カードマジックの作品も多め。

パッと思いつくのがこの辺ですかね…気が向いたら随時追加していく予定ではあります。

コリン・クラウドやケン・ダイン、ケントン・ニッパー、リチャード・ウェブスターなどまだまだ名前は挙がりますが、キリが無いので日本でも活動が知られている(書籍やレクチャーが容易に入手できる)人を主に挙げました。

これらの比較的著名なメンタリストを見たら分かりますが、基本的にマジックが超上手い傾向があります。なので、「初心者だけどメンタルやりたい!」って人は、まずマジックの基礎をある程度固めてからシフトした方が良いんじゃないかと思います。

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