メンタルマジックとは何なのか?というお話

 

簡単に言うと「超能力風」のマジックを総称してメンタルマジックと言います

 

メンタリズムとメンタルマジックの区別については今後書きますが、基本的に超能力や霊能力を再現したものをメンタルマジックと思ってくれれば良いかと。

メンタルマジックとメンタリズムに厳密な区別はありませんし、強いて言うなら後者には催眠術や占星術的な要素を含むことがあるってことくらいです。

(一応、目標と言いますか、着地点の考え方に差はあるのですが、詳しくは別の機会に…)

 

マジックの現象は大きく分けて2つあります

 

視覚的な現象と知覚的な現象の2つです

 

視覚的なものは、移動、捻れや破壊、出現、出現等で、カードマジックだとトライアンフやアンビシャスカード、マニピュレーション系がこれに入り、

知覚的な現象は読心術や予言、透視等で、観客が覚えたモノ、観客が心に思い浮かべたものを当てるスタイルが多く、所謂「当て物系」と呼べるものが多いかと思います。

これもカードマジックで言うと、カード当てや、セルフワーキング全般がこれに入りますね。

(偶然の一致系を含むかは人によって意見が分かれる所です)

 

メンタルマジックやメンタリズムは主に後者の知覚的な現象がメインであるものの手を触れずに物を動かす視覚的なものも一部含みますし、フォーク曲げはどちらかと言うとメンタルマジックの導入に使いやすいと言う人もいます。

 

ちなみに、メンタリストはフォークを、マジシャンはスプーンを曲げる人が多いのですが、これはフォークが指に負担を掛けたり傷を負う可能性があるという理由があったりします。もちろん例外は山ほどいますが…

 

メンタルマジックをする上で重要なのはキャラクターと話術です。

 

実はメンタルマジックやメンタリズムのタネは案外簡単なことが多く、キャラクター付けがしっかりしていて話術がある程度うまくないと強烈な不思議さが生まれないことが多々あります。

 

メンタリズムやメンタルマジックは観客にある程度の負荷がかかるので(カード等を記憶してもらうことが多い)事前に何故それが不思議なのかを会話の中で暗に示す必要があるのです。

 

暗に示すのがポイントで、説明しすぎても間延びしてクライマックスの時に不思議さが出ないことがあります。

 

直接的な表現はなるべく避け、理想としては観客に「こうなったら不思議だな...」と思ってくれること、そして更にその予想を超えた現象が起きるのがベストです。

 

そのためにキャラクター付けとしてまず不思議なことをするという印象が必要になります。

 

フォーク曲げなどのメタルベンディング、或いはちょっとした読心術のような現象を最初に持ってくる人が多いのですが、それはフォーク曲げを見た人のリアクションが以下に分けることが出来るからです。

1.驚く、ただ驚くor 悲鳴を上げる
2.驚くけど、タネを考えてしまう
3.驚かず、タネを考える
4.不機嫌になる

その後、協力してもらう観客は出来るだけ「1」のリアクションをした人を選ぶべきだということが何となく分かるかと思います。

 

このリアクションをした人は演者が不思議な力で現象を起こすことが出来ると心から信じているので、非常に良いリアクションを得ることが出来ますし、暗示が入りやすい可能性もあります。

 

もちろん、オーソドックスにカードマジックから入っても良いのですが、メンタルマジックやメンタルマジックをする場合はカードマジックから入るとテクニックで何かしてると思われることが多く、なるべく最初から超能力風の演出が出来るマジックから始めるべきと言われています。

 

が…ダレン・ブラウン(イギリスのメンタリスト、某Dから始まる日本のメンタリストはこの人からの影響が強い)はカードマジックとメンタリズムを同時にやっても問題ないと主張していますし、私も両立出来るのであればしても良いと思っています。

 

私の場合は数年ほど外国で言葉の通じない相手にやっていた期間があって、ジェスチャーを重視した結果無言でやるというスタイルになり、それが功を奏したのか不思議な人間だという印象が周りにあるそうですヽ(=´▽`=)ノ

海外でやっていた時はメンタルというよりは普通のクラシカルなマジックが多かったにも関わらずです。

 

占い師などの服装やアイテムが凄く「らしい」のは、不思議さを演出するためだと言うことが容易に想像できると思います。

一度不思議な事が出来ると認識されるとその次からは多少クオリティが落ちても大丈夫ですし、クオリティを上げると更に強い不思議さが上書きされるので、キャラクターを含めて雰囲気を作るのに成功したら非常に楽になります。
これは当たると噂の占い師にリピーターが多い理由と同じですね。

 

ダレン・ブラウンはショーの前に、前口上で、これから起こすことは心理学とトリックを応用したもので、オカルト的な力は使わないという感じの事を言いますが、これは逆に心理学やトリックで不思議な事が起こせると最初に宣言しているわけで、これは非常に上手いやり方だと思います。

 

こういう事前の言い訳を「ディスクレイマー」と呼び、メンタリストの間でも必要かどうかと言う議論がありますが、必要があるのであればすれば良いし、無いのであれば特にする必要はないというのどっちつかずな意見を私は持っています。

 

ダレン・ブラウンの場合はそういうキャラクターなのと、こういう言い回しは権威をもたせやすく催眠術をやる際有利になる事があるので、それを計算に入れているのかも知れません。

 

ちなみにマキシマム・エンターテインメントでは特に必要はないとの記述もあります。

 

メンタルマジクッは何かと書く予定がだいぶ脇にそれてしまったと今更感じているので、まとめに入ります。

 

メンタルマジックとは超能力や霊能力を再現としたマジックで、以前は「当て物」が多かった。

似たようなカテゴリに、メンタリズムやビザーマジックなどがある。

 

メンタリズムやビザーに関しては今後書いて行きます。

 

 

 

ブログランキングにご協力下さい

情報が役に立ったらクリックをお願いします

バナーがクリック(1回/日)された数によりポイントが入り、1週間の累計で順位が決まる仕組みです。クリックするとランキングページに移動し、現在の順位を見ることができます。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事